久ブロ

自分の興味や、思い出したことを書いています。

信長を殺した男の

第8巻読みました!!

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前回から結構時間が経過していたので、もう一度1〜7巻も読み返したのです。

この作品は、色んな意味で面白かった。明智光秀という人物を見る目が変わったのは確か。何が真実かは分かりませんが、歴史は視点が変わると別のストーリーがあるのですね〜。今まで自分が思っていた「当たり前」を「そうじゃないのかもしれない」に変えてくれた事に感謝したいです。

この作品によって私の見る目を変えたのは、もちろん光秀の人物像。思っていたよりも明るく男気のある人間として描かれています。今までは、ネクラで神経質なイメージが強かった。

光秀と同じくらい私にとって意外だったのは、徳川家康の人物像でした。キャラというより、家康と信長の関係と言った方が正確かもしれない。そして、家康と光秀の関係と、本能寺の変の結末が家康に与えたインパクトについては違う世界を見ました。

その点、信長や秀吉のキャラについては、自分の中ではそこまで変化はありませんでした。

あと、光秀の坂本城と、信長の安土城が同じ夜に燃やされた・・・という事は知りませんでした。

これ以上のネタバレはしないようにしないと。

是非、読んでもらいたい作品です。

そろそろ・・・

柔術を再開しようと思います。

なんかうちの道場からは、来月に40人くらいで別州で開催される大会に参加するらしい。

自分は青帯になってから大会では一度も勝っていないからな〜。是非、どこかのタイミングで大会に参加しようと思う。

それにしても、約3ヶ月柔術をお休みしていたことになるのか。柔術から完全にマインドが飛んでしまって、ビデオ研究もしていなかった。おー、これはまずい事だと思っているのです。

今日から少しずつやりましょう。

まずは、怪我しないように1週間くらい自主トレします。ビデオ研究含めてね。

再開は4月。

気合入れようっと。

そういえば、最近どうなんだお馬さん

最近やりきれていませんが、まだまだダビスタはやっています。という事で、簡単な途中経過。

基本的な作戦としては、牝馬を何とか繋げて(代重ね)グレードを上げていき、資金をためて牧場施設の拡張を目指す、です。資金に余裕があれば、5月の市場で2歳の競走馬(牝馬)を買って、できるだけ勝たせてその馬で代重ねを狙う感じ。とてもじゃないけど、2月のマーケットで優秀な牝馬を買う事ができる程資金はないのです。

だが、この作戦が意外にもうまくいっているのである。詳細は次回以降に説明しますが、何とこれでG1を5勝したのです。5勝って少なくないか?という方も多いと思いますが、いやいや待ってください、と言いたい。このゲーム本気で難しいのです。おまけにすべて「お任せ調教」ですよ。

もっとも大変なことは、あまりに勝てなくてちょっと飽きてくる事。似たようなレベルの馬ばかりなので、「お、この馬いいかも!」という期待感がないのです。特に3歳のクラシックは絶望的。G1勝った馬もそうですが、うちで強い馬は4歳からオープンになる感じで3歳の時は1、2勝レベル。3歳クラシックに参戦できないというのが、ゲームにおけるハラハラ感をなくさせる。G1勝った時も、「え、嘘でしょ。勝ってしまった」である。5勝すべてがそんな感じだった。

レースに勝つのも難しいですが、このゲームは何よりも配合理論が難しい。作戦としては、「凝った配合」「面白い配合」とかを狙って種付けしています。でもなかなかうまくいかない。配合の選択をしている際に、あまりに興奮度が低いからか眠くなってしまい何度か顔面にスイッチが落ちてきて痛い思いをしている。それくらい、この作業大変w。

仔馬の時に、その子の素質に関するコメントがあるのですが、もっとも重要なのはスピードコメントらしい。残念ながら、今までスピードコメントを言われた馬は一頭もいない。それでもG1勝てたので、このコメントがついた時どんだけ強くなるのか期待はしてしまう。スピードコメント言われた時は、その子は自分で育てようと思います。

時間が経過し過ぎた

はい、前回の続きなのですが、相当テンパっていたようで書く時間がありませんでした。

ようやく2週間にわたるWebinar合計5本が終了して、ほっとしています。

 

2)カプセルホテル

今でも日本にはカプセルホテルってあるのでしょうか?あったとしても、かなり時代には反しているのでしょうね・・。

これは、私がアメリカに留学しはじめの頃の話です。ESLという、まぁ、英語学校みたいなものに通ってました。生徒は色々な国から集まっていて、日本人も15人以上通っていました。

ある日、なんの企画か覚えていませんが、全校生徒の前に日本人数名が呼ばれます。そして、他の国の生徒が日本について質問をしてくるという、「ここが変だよ、日本人」みたいな感じのことをやるわけです。

私も前に呼ばれました。それと、私たち日本人グループには1名リーダー的存在の方がいて、30歳前半の男性だったと記憶しています。当然その方も前に呼ばれて、彼が色々仕切ってくれます。誰も頼んではいないのですが、きっちり仕切ってくれます。当時私は最年少だったので、ただつき従うのみでした。

うちのリーダー(通称:イキリくん)ですが、非常にモテたがりで、ESLに何しにきてるか分からないところがありました。目立ちたいのは分かるのですが、海外の方から寄せられる質問を全て彼が捌こうとします。イキリくんは、実はESLのクラスでは一番下にいました。それなのに積極的に英語で答える姿を見て、すごいものだと私は感心しましたが、周りからちょっと冷たい感じで見られていたイキリくんだったのです。

そんな感じでイキリくんの一人舞台となっている状況の中、ある国の方から質問が飛んできます。「What is カプセルホテル?」おー、いい質問。ただ、私はこの頃は18歳以下の少年だったので、カプセルホテルに泊まったことがない。うん?というか、カプセルホテルは未だに未経験だぞ。

説明に悩んでいると、リーダーであるイキリくんが既に返答をはじめてるではないですか!?

「It's like, you know....」

「You know?」

「It's like カプセル」・・・。

私はロー・スクールで知るのですが、人に何かを説明する際或いは説得する際に、一番NGなのはCircular Reasoning(循環論法、堂々巡り)らしいです。

「It's like カプセル」は、他の国の方達から笑われてしまうのですが、それでもイキリくんは答えただけ偉い。というのも、私含めて前に出ている日本人はその後訂正の説明ができない。挙げ句の果てに、他の国の方が代わりに説明してくれちゃった。

この話は、私は日常的に思い出すのです。特に、英語で人に説明する時、または交渉をしている時に「It's like カプセル」みたいな事は言わないよう注意します。「You Know?」や「It's like」を聞くと、反動で「カプセル」と言ってしまいそうになる。

そんなエピソードです。

 

思い出し笑い

英語にまつわるジョークのお話しを2つほどしていきます。

と言ってもその当時はゲラゲラ笑うほど面白いとは思っていませんでした。それが、あの時の情景を思い出すと結構楽しい。ボディーブローのように効いてくる。そんなエピソードとなります。

 

1)びっくりドンキー

妹夫婦と「びっくりドンキー」に行くことになったのです。これは、妹の旦那が熱望したことでした。妹の旦那はアメリカ人なのですが、実家(筑波)に遊びに来た時、車で通りすぎる度に見るびっくりドンキーがどうにも気になったらしいのです。

妹と私にとってもはじめてのびっくりドンキー。ハンバーグ専門店ということだけしか知識がありません。そんな私たちに、義理の弟(シャカくん)は「なぜあのレストランの名前は、びっくりドンキーなんだ?」としつこく聞いてくる。そんなの知りませんよ、と私は思ってしまったのですが、妹が一生懸命説明をしている。

「ドンキーコングが驚くほど量が多いからだよ」と。なるほど、と私も納得してしまいましたが、どうもこれは大間違いだったようです。

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ドンキーは、ドンキー・コングではなくロバだったのです。

妹の間違った情報にすっかり興奮してしまったシャカくん。彼はゲームが大好きで、ドンキーコングがお気に入りのキャラクターだそうです。「そっか、そんなに大きいハンバーグなのか!」と大食いのシャカくんは、ドンキーコングに負けたくないと行く前から戦闘モードでした。

だた、いざレストランに行ってみると・・・。

ここのハンバーグ、私にはかなりのボリュームでしたが、シャカくんの食欲には満足いく量ではなかったようなのです。食べながら、「This is not びっくり」「Are you kidding? Nothing is びっくり about it」「I can eat three or four of this and still, I am not びっくり」と結構大きな声で言いながら食べている。相当行く前に期待していたのでしょうね〜。シャカくんは「びっくり」という日本語だけを覚えていたらしい。

この時は、そんなシャカくんを見て、「よく食うな」と思っていたくらいだったのですが、最近ではこのエピソードを思い出すと笑える。

というのも、本当にシャカくんはハンバーグを4、5個オーダーして爆食いしていたので、私たちは周りのお客さんからジロジロ見られていたのです。その中で、(英語もわかる人もいたとは思うのですが)外国人であるシャカくんが「びっくり」「びっくり」言いながら大食いしている。

多分、周りからすると、「何あいつは、びっくりびっくり言ってるんだ?」と思ったでしょうね。「あいつ外国人なのにハンバーグ食べたことないのか?」「無茶苦茶食べてるけど、相当好きなんだな」とか思われていたのでしょうね。

「びっくり、びっくり」言ってるシャカくんを、周りの人の方がびっくりして見てる。これを思い出すと笑ってしまう。

 

次のエピソードに移る前に、ちょっと書きすぎたのか(私が)電池切れです。2つ目のエピソードはまた今度ということで。ではでは。

パニックとはこういうことか

私はメモ魔です。でも、最近人気のあるメモ魔とはニュアンスが異なる。単に脳がデジタル化していないというオチです。記事を読むのもプリントアウト。メモするにもいきなりワードには書けずノートを使う。スクリーン越しだと、頭に入ってこないのですね。

なので、何か資料を読んでまとめる時には必ずノートにメモをする。何とも非効率なやり方なのでしょうが、仕方ない。自分の思考回路がそうなわけで文句言うわけにもいかない。

ノートにメモをする時に愛用しているのが、FRIXIONのペンです。書きやすいし、間違ったら消せるのが良い。

先日のブログでも言いましたが、今5つのWebinarをやることになっていて、いい意味でテンパってます(笑。今回のWebinar用に買ったノートが終わってしまいそうな勢いでメモしています。

ある日、気合が乗ったのか、ホットカーペットの上で座禅しながら読み物とメモ書きをしていた。で、ちょっと休憩ということで寝てしまったのです。起きて、ノートを開いてみると、あら不思議。書いたメモが全て消えてしまっていたのです〜。

一言、「あっ」としか声が出ない。何が起きたかも分からない。でも、なんか笑ってしまう(苦笑いか)。これが、本気のパニックというやつなのだなと理解した。いい経験だなどと余裕はいってられない。

でも、いい意味で世の中には先輩がいるのですね。同じように、FRIXIONの字が消えてパニックしている先輩がいたのですね。なんと、FRIXINONのインクは熱で消えるらしい。なので、「冷やすと字が戻る」とのこと。

24時間ノートを冷凍保存せよ、ということらしいのでやりました!これこそ、新体験。で、24時間後見たら、あら不思議。字が戻ってるではありませんか。

Webinarで格闘するどころか、こんな感じで実験しているのです。

あと、1時間後に一つ目のWebinarです。決して、余裕なわけではありません。

頑張るぞ

何を頑張るかといいますと、来週から2週間にわたって5つのWebinarをやることになりました。全て違うトピックですが、1人でやるのは1つだけで、残りの4つは他にパネリストがいます。それと、私がメインではないので気持ちは楽です。どちらかといえばコーディネート役ではありますが、トピックが異なるためたくさん勉強しなきゃいけません。

正直、かなりテンパってますが、これがまた楽しいところ。このようなWebinarの機会をいただけることがありがたい。ということで頑張るぞ。ここのブログでは、息抜きしにくるぞ。

電車の旅

私は日本での電車の旅が好きなのである。理由は簡単。駅弁が食べられるからです(笑。

その点、アメリカの電車の旅行は最悪です。車内で食べられるものはファーストフードばかり。サラダはあるけど、見てみるとなんか元気のない葉物が多い。周りには、フライドポテトとポテトチップスを一緒に食べてコーラ飲んでいたりする人がいる。そうなると、なんか罰ゲームを見ているみたいで面白くなり、景色見ているどころではなくなる。ま、そもそもアメリカの電車旅行では、心安らぐ景色などあまりないのですが。

その点、駅弁は平和だ。まず人に迷惑をかけないように作られている。ハンバーガーとかは電車旅行のために作られていないから仕方ないけどね。開ける時に、紙でガサガサ自己主張の音をたてることもしない。ボロボロこぼさないように、電車をきれいに保てるように配慮されている。その上、箸で取りやすくまとまっているので、身体の大きさ関係なく車内で弁当を食べる時に狭いと感じないと思う。食べることに集中できる。

隣に座っている知らない人の弁当と、自分の弁当を比べながら、「これは勝ったな」と何を根拠に言っているか分からない競争ができるのも日本の電車旅行の面白さ。景色も綺麗だしね。

以前は、私のように永住権(グリーンカード)を保有している場合、外人扱いとなりジャパン・レール・パスの利用ができた。なんと一定期間、JR線が乗り放題なのである。そこで、広島まで電車で行くことにした。レール・パスは便利なのですが、新幹線はひかりしか乗れない。

japanrailpass.net

途中で、のぞみに何回抜かれたことだろう。結局広島まで6時間以上の旅となった。しかし、そんなの私にはお構いなし。その頃は1日3食だったので、駅弁を昼と夜に食べることができるという贅沢な旅となったのです。でも、よく考えると、成田ーグアムの飛行時間よりも長く電車に乗っていたのね。

そこで、昨日のお気に入りシリーズの一環として、私の大好きなお弁当のトップ3を紹介をしたいと思います。

第3位

シウマイ弁当(崎陽軒)

kiyoken.com

説明は要らないお弁当。なぜ、これがランクインするの?と聞かれるかもしれないのですが、私にとってはこれが、ザ・弁当なのです。これを食べると、「あー、日本に帰ってきた」と思ってしまうのです。シウマイよりも、筍煮が好き。俵型ご飯は、すいません、一度も完食できたことがない。

第2位

えび千両ちらし(新発田三新軒)

tabijikan.jp

うん、このお弁当、今はもう売られていないのかな?何しろ、その美味しさが衝撃的でした。東京駅で試しに買ったのがこれでした。私は、駅弁はあまり浮気をしません。だいたい、次にご紹介する第1位の弁当かシウマイ弁当しか買わない。たまたまこの時は、日本出張中に地方旅行が4、5回ありまして、さすがに飽きて冒険した時に選んだのがこのお弁当でした。

第1位

だるま弁当(高崎弁当)

www.takaben.co.jp

私にとってのベストはこれです。小学校の頃、私は毎年スキーをやっていて、合宿には群馬に行っていました。その電車の行き・帰りに毎回食べていたのが、このお弁当です。見かけの可愛らしさやコンパクトさに騙されてはいけません。この弁当、無茶苦茶美味しいです。このお弁当は昭和35年からありますからね。駅弁の究極形だと、私は思っているくらいです。意外に食べたことがない人が多いので、言っておきます。一度は食べてください。駅弁だと、もっとゴージャスなものを選びたくなるのは分かります。その場合は、だるま弁当含めて2個買いましょう。損はしないはずです。

お気に入りシリーズ

勝手にやってしまおう、自分のお気に入りシリーズ。

第1回目は、柔術着なのです。柔術着は、自分が所属している道場のものを着ることが基本ですが、Shoyorollから販売されるアイテムを頑張って狙うことがあります。

shoyoroll.jp

Shoyorollはとても人気があるブランドなので、販売と同時に売切れとなることが多い。

そんな中、ShoyorollとYu Nagaba(長場 雄)氏とのコラボアイテムが売られることになったのです。予想通り販売から1日で売り切れ〜。でも、なんとかゲットしましたよ。

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黒のKIMONOです!コルコバードのキリスト像が描かれているのです。

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こんな感じ。あ、ちなみに、一緒に写っているソファも私のお気に入りアイテム。

赤いレザーソファなのです。どうしてもこの色が欲しくて、オーダーメイドしました(自分へのご褒美)。

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欲張って、Tシャツも買ってしまった・・。それも白と黒の両方で。

お気に入りなのですが、なんか勿体無くて着れていない。特に道着はね。

頑張れ、お馬さん 

前回の続き、ダービースタリオンの話です。

はい、25年くらい牧場経営をしましたので感想戦となります。

ちなみにダビスタでは、自分で馬の調教やレース登録の選択をした方が勝率が上がると考えられていますが、私の場合すべてゲームで用意されている調教師に「お任せ」しています。

時間がないので面倒というのが一番の理由です(笑。ただ、もう一つ理由があって、それは、このゲームは牧場施設の拡張が必須となります。たとえば、芝の練習場などの施設を設置しないと十分に馬のスピードを上げることができないようなのです。しかし、この施設拡張には、❶無茶苦茶お金が必要なのと、❷自分(牧場経営者)のレベルアップによって設置可能な施設が開放される条件となっています。そしてこのレベルアップには、G1レースに勝利する等かなりシビアな条件となっていて、なかなか牧場としてフル装備するのには時間がかかる仕様となっています。

というわけで、今は最強馬づくりよりも牧場の安定経営を目指してプレーしています。ダビスタやったことがある人は分かると思いますが、このゲームはかなり難しいです。強い馬を目指すには相当な投資が必要です。ですが、投資のタイミングを間違うと破産(ゲームオーバー)となってしまいます。

Switch版ダビスタですが、個人的には今までの作品の中でも面白い方だと思っています。世間では、「クソゲー」と言われていたりするようですが・・。悪い評価を受ける理由も分かります。まず、ゲームのロード時間が長い。今回私が全てを調教師にお任せしている理由にもなっている程、ロードするのに時間がかかります。

それと、勝ちにくい。何しろ1着になるのが難しいゲームです。G1勝利などとてもとても。G3勝つだけで嬉しいくらいです。さっき言ったように施設拡張ができないと、なかなか強い馬が誕生しません。

でも、それだけではないのです。このゲーム、負ける理由が満載なのです。まず馬群に挟まれたらかなりアウトです。そこで、レースでは基本「逃げ」を選択することになるのですが、スタートの出遅れが多い。出遅れたら逃れませんよね。そして、この出遅れの解消には、施設「ゲート」の設置が必要となります。で、うまくスタートしたなと思っても、スタミナがないのでなかなか勝てない。効率的な逃げに必要なスタミナ作りには、施設「ダート走路」の設置が必要、とお金かけないと勝てないようにうまくできているわけです。それ以外にも、蹄鉄工房がないと落鉄が多く、これも負ける理由になります。あと怪我のための温泉や診療所も必要だし。・・と、まあ、施設がないとなかなか勝てないようになっています。

ここまでのレビューでは、あまり楽しくなさそうなゲームなのですが、ひとつの面白さとして「コツコツできる」があります。強い馬がバンバン出るようだと多分飽きます。ただ、強い馬が出たり、たまたま大きなレースで勝てると最高に嬉しくなります。そういった楽しみが、このゲームにはあります。

また、このゲーム、結構リアルなところがあるのです。なかなかレースでは1着にはなれませんが、調教師お任せでも2勝クラスからオープンまでの馬が育ちます。過去のダビスタでは、高い種付けや、市場で馬を買っても1勝もできず無駄遣いとなるパターンがありました。今回の作品では、あまりそれが起きません。25年やって、1勝もできない馬というのは2頭くらいでした。それも実力不足というより怪我が理由です。さっきも言いましたが、温泉や診療所がないと怪我の回復に時間がかかります。この2頭も、回復できず残念ながら引退となりました。実は、「このなかなか勝てない」けど「生涯3勝から4勝くらいは目指せる」というのが面白いとこ(リアリティ)なのです!

リアルで調教師をやっていた私の親父も言ってました。下手に馬が勝ってしまうと、上のクラスに行ってしまう。そうなると、メンツが格上となり全く勝負にならなくなる。それなら、勝たせないよう調整し下のクラスで稼げるようにすることも重要だ・・と。勝負の世界では結構弱気な発言にはなるのですが、これってリアリティなのですよー。これを、ダビスタで考えてみましょう。とんとん拍子でオープンになってしまうと、そこまで3〜4勝しているわけですが、その馬の総賞金は(レースにもよりますが)5000万円以下になります。その後、オープンで着内(ダビスタでは5着まで賞金出る)に入れない場合、総賞金7000万円を目指すのも難しくなります。おまけに勝てないので引退させなきゃいけなくなります。対して、2勝や3勝クラスで苦戦してそれでも多くのレースで着内となっている場合、総賞金が軽く7000万円を超えてきます。3着以内ばかりの馬だと、オープンじゃないのに1億円近く稼ぎますです。とんとん拍子でオープンになるよりも、このように下のレベルで戦う方が息の長い馬が育てられるのも大切なポイントなのです。この辺、私の親父と馬主さんが真剣に悩み、作戦会議していた事を思い出します〜。と、話が長くなりましたが、調教師にお任せにすると、この稼ぐ調整を勝手にやってくれるところがあるのです。

このゲーム、強い馬・勝てる馬を育てるのはかなり難しいですが、牧場の安定経営はやれます。そこから、施設に投資し強い馬を目指すのです。頑張れ、ひろひさファームのお馬さんたち。今日はここまで。

戦績:27年

総生産頭数:57頭

出走:1,227回

優勝:214回

勝率:17.44%