久ブロ

自分の興味や、思い出したことを書いています。

ダイエットについて

以前書いた記事「ダイエットと柔術」を見ていただいて、コロナ禍でどうやって体重下げたの?という質問をクライアントさんや友人から頂きました。「あ、一日一食なので・・」と答えたところ、参考にならん!はい、すいません。もうちょっと真面目に答えてみます。

でも、歳をとってからのダイエットって難しいですよね。自分は、大学に入ってから体重が上がってしまい、一番重い時には70Kg以上ありました。アメリカの寮生活や自炊だったこともあり、外食ばかり。おまけにピザとかハンバーガーです。そりゃ、太ります。身長は163くらいなので完全に肥満です。高校から身長はほぼ変わっていないのですが、高校の3年間は60Kg平均でした。今は57Kg。決して細くはありません。夏に裸になれるほどのマッチョでもないです。ついてるとこにはちゃんと肉があります。。そう、健康的な身体ってやつです(笑。

自分が体重を落とすことができたのは、上の記事でも書きましたが柔術のおかげです。それまでは、ダイエットは失敗ばかりでした。運動は色々やりました。水泳、ランニング、ボクシング、ムエタイ、単純に筋トレなどなど。自分の場合、運動はハマるとやり過ぎる方なので、初めは体重が落ちるんです。その後、運動量に比例して食べる量が上がります。それでも運動しているので太りはしないのですが、食べる量が増えるので体重が落ちなくなります。そして、冬になったり、学業や仕事が忙しくなると、運動ができなくなります。でも食べる量は増えたままなので、はいリバウンド。ダイエット失敗です。このサイクルが柔術に出会うまで続いたわけなんです。

柔術は、かなりタフな運動です。汗をかく量、そして全身運動という意味では、ボクシングやムエタイ、マラソンよりも疲れます。自分は、柔術をやるときは筋トレをほぼやりません。というのも、スパーする相手が20〜30Kg重いのでもうこれが筋トレです。コロナ禍で柔術ができない時は、筋トレしていましたが、この筋トレのお話については別の機会に・・・。何しろ、柔術はかなりタフなスポーツですが、これを週4回やってたから、自分は痩せれたというわけではありません。実際、柔術をやっていても痩せない人はいます。自分が柔術に出会って痩せることができたのは、むしろ食生活や自分の身体に向き合う姿勢が変わったことが理由です。そのキーワードが以前お話しした「消化」となります。

自分は、柔術のパフォーマンスが悪い時、なぜか決まってお腹が膨張していたり、ガスが溜まっている感じがしていました。逆に、お腹が膨張していな時は、疲れないし動きも良くなることに気がつきます。そこで、先生に相談したところ、「消化」について注意するよう言われたわけです。「消化不良→ガスが溜まる・膨張→ 柔術のパフォーマンス低下」に気がつくと、お腹が膨張している時にかなりの違和感が出てきます。この違和感が嫌で、どうにかできないかと自分の消化力について考えはじめるわけですが、これが自分が痩せたきっかけとなりました。

歳と共に、やはり消化力って下がると思うんです。自分は栄養士や医者じゃないので分かりませんが、歳とってこの消化力を上げることはできない気がします。なので、自分の消化を助けることをしてあげるのが、健康的に痩せる?というか自分のベスト体重をキープすることなのかな、と個人的には思っています。柔術に出会ってから、私は健康管理って消化管理だと思ってたりします。そして、消化を意識することで、時間をかけて痩せていったというのが自分の経験です。

ひとつ、自分は毎日の筋トレとしてもやっていますが、ドローイングは消化を意識する上で良い運動だと思います。あの、お腹をグーっと凹ますやつです。色々やり方あるみたいですが、自分は立ったまま鏡の前でやります。ドローイングはインナーマッスルを鍛えて痩せる?らしいですが、そちらは正直分かりません。自分の場合は、鏡で凹みを見るのが目的です(ナルシストなわけではありませんよ)。これは私のケースですが、ドローイングして肋骨がくっきり出るくらい凹む場合は、結構消化されている状態です。対して、凹みが悪く、ドローイングがきつい時(長い時間できない)は、まだまだ消化中だったり、食べ過ぎだったりします。このドローイングによって、毎日の自分の消化を確認していくのは結構良い方法だと感じています。たとえば、同じ炭水化物でも、自分の場合、白米よりもパンの方が消化に時間がかかるようなのです。これも、夜食べて、朝ドローイングした時に、凹みの違いでわかったことです。そして、肋骨が出る凹みになるまでは、できるだけ食べないようにしていました。消化できていないのに、その上から食事をするのはお腹に良くないという発想からです。

・・・と、ま、かなり真面目に答えてしまいました。。あくまで自分の経験談で、おまけに専門家でもないので、間違ってたらすいません。今回は、かなり長く書いてしまったのでこの辺でストップしますね。どこかのタイミングで、自分が消化を助けるためにやっていたことをお話ししたいと思います。