久ブロ

自分の興味や、思い出したことを書いています。

ダイエットと柔術

柔術に出会ってから、体重が下がっています。ダイエットしていたわけでもないのですが。

どれくらいかというと、ほぼ毎日運動(サッカー)していた高校生の時は60Kg。それよりも低く、今は57Kgくらいまで下がってます。突然体重が落ちたというよりは、2年間かけて徐々に下がったかたちです。

柔術の体重だと、自分はチビ(163)なのでルースター(57.5Kg)になるとは思うのですが、柔術衣を着た体重なので、54Kgまで体重を落とす必要があります。ただ、ルースター級って一般人が参加するアメリカの大会では、ほとんど居ません。特に自分はマスター4(46歳以上)なので、もっと居ません。なので、ライトフェザーで出ることが多いです。おまけに、若い人たちとやることになります。

話が逸れましたが、これまで他の格闘技やランニングはやってきましたが、体重が上がったことはあっても下がることはありませんでした。一番太ってた時には、66Kgくらいあったので、2年で10Kg近く下がっています。

柔術は、かなりタフで汗もかくので、その運動量でも痩せるのかもしれませんが、自分の体重が下がっているのは、運動ではなく、食習慣の変化から起きてます。

自分のコーチが、「柔術は身体の中のエネルギーを使う。そのエネルギーがないと、柔術のパフォーマンスに影響することになる。人間が、毎日、もっともエネルギーを使っているのは、消化だ。だから、消化するのに余計なエネルギーを使わないこと。そうすれば、柔術を長くできるよ。」と教えてくれました。確かに、この年齢になると、お腹にガスが溜まったり、そういう時は、柔術で踏ん張ることができません。

ま、そういうことから、宣伝も含めて、グレーシー・ダイエットを薦められたわけですが。

グレーシー・ダイエットは、やることが細かすぎて忠実にはできなかったのですが、消化が悪くなる「食べ合わせを避ける」というコンセプトは勉強になりました。あと、アサイーに出会えたこと。アサイー・ボウルを作るために、あの高いミキサーのVitamixを買ってしまったほどです。

この「消化」を気にしながら、食事をとると、自分に合う・合わない食べ物を見つけることができます。ナッツ系が良くないとか、ご飯よりパンの方がきついとか、赤肉は消化に時間がかかるとか、豚汁とアサイーはやはり旨いとか。そうこうしてると、食べる量や回数が気になりはじめて、もっというと、どれだけ食べない時間を作り消化にエネルギーを使わないか、をやりだします。

で、今、自分は一日一食しか食べません。片岡○太郎の真似ではないです。肉も食べるし、その一食の量は太ったニシンほど食べます(?)。健康や長寿のためでもありません。柔術のためにやってます!食べることに、24時間近く時間をあけることになりますが、お腹がとても楽(ガスで膨張したりしない)なので、続けています。ニーオンベリー、耐えます。自分は、ハーフガードが主流なので、ニースライス入れさせないように、自分の腹の上に相手膝トラップしますが、ここでのパフォーマンスは確かに変わった気がする。

まぁ、これが、自分の体重が下がってきた理由です。人間、そんなに食べなくてもやっていけるのだな、と思います。

自分は、柔術に出会って、色んな意味で人生を変えられています。

柔術やらない人からは、「何言ってんだか?」ですが。。

そういうダイエットもあるってことですよ。