久ブロ

自分の興味や、思い出したことを書いています。

なんか、調子いいのですけど

最近、なぜか柔術の調子がいいのです。もともとやられまくりなので、大したことはないのですが、それでも驚く程に調子がいい。

理由のひとつは、スタイルを変えたことにあるのだと思っている、勝手に。

柔術の楽しさは、身体つき、柔軟性、運動能力や体力、そして性格によって得意のパターンやスタイルが決まってくるところ。

柔術はオタクにならんと強くならないと思っとるのです。YouTubeなどを見ながら研究し、スタイルの構築をしないと、身体能力だけではなかな強くなりません。そこが、レスリングとかとはちょっと違う。年寄りでも頑張れる。

私はハーフガードというスタイルが好きでやっていたのですが、でかい相手や超身体能力の高い若者が相手の場合潰されてしまうことが多い。新型コロナ前では、結構ハーフガードが通用していたのですが、まずコロナ前に出た試合で4戦4敗します。相手選手の体重は同じクラスでしたが、全員25歳以下。優勝したのは、なんと17歳。試合後に声をかけられた優勝者のお父さんは、私と同じ年齢でした!!この大会から、自分のハーフガードのみのスタイルに改良をする必要があることを感じます。

ポスト・コロナでは、選手を限定してジムがオープン。来ている奴らは、元ボディビルダーとか、元レスリングしていた奴とか、天敵スタローンとかばかり。私のハーフガードは、潰されまくったわけです。

そこで改良として、ラッソーガードというテクニックを研究します。本当はノーギに使えないスタイルなので、あまり覚えたくなかったのですが、そんなことも言ってられんと思い練習しました。

練習相手は大きい奴等ばかりなので、私のラッソーに立って対応してくるケースが多い。

まず距離を開けてくる、どちらかというと慎重派さんには、デラヒーバにしてからLucas Lepriの座りガードがかなり良い。特に相手が大きい時には有効です。逆に相手が同じくらいのサイズだと、この技はやるのが難しくなる。

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他方、立ちながら距離を詰めてくる相手に対しては、Nicholas Meregaliのディープ・ラッソーがイケる。このスタイルはやるのには結構勇気がいるのですが、相手が大きい・小さい関係なく有効な気がする。

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対戦相手が座って(低姿勢)対応してくる場合は、ラッソーからの基本スイープを狙います。私は、インバート的に回ってオモプラッタするのがお気に入り。

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今日は、いつもボコボコにいじめられてた通称トマホーク(なぜか髪型がモヒカン)君をこの技でスイープし、そこからゴチャゴチャっとなってフロントチョークで一本をとった。私よりもやられたトマホーク君が驚いていた。ざまみろ。あ、でもムキになられると困るので、ちゃんと丁寧に挨拶をしました。

こんな感じで、でかい・強い相手用のスタイルが確立してきているのです。これは嬉しい。

ただ難しいことに、今度は体重はそこまで重くない、運動神経抜群の若者に対してボロボロになってきている。明らかに、ラッソーガードとハーフガードが通用していないのです。

ね、柔術って奥が深いでしょう?今度は、バンバン動く若者対策のスタイルも研究しなければならぬ。