久ブロ

自分の興味や、思い出したことを書いています。

さすがにキツイ

大会に向けての柔術練習、ちゃんとやっております。一体何を目指しているのか・・という感じですが、先週は6回もトレーニングをしてしまいました。1週間に6回の練習は、正直かなりしんどかったです。身体が結構ボロボロ。ジャケットを着る時に腕が上がらないし周らないので、20秒くらいとても変な動きをしていることになる。

あと、練習のやり過ぎで気をつけないといけないのが体重コントロール。疲れると食べる体力さえなくなるので、体重が減ってきます。疲れて食べれないというのは、本当に歳を感じさせられる。

私の体重は、基本58キロでとても中途半端。IBJJF大会の一番軽いディビジョンがRoosterと言って、着物を着て57.5となっている。なので普段は54キロくらいでなくてはならない。私の場合Roosterで戦うのが良いのでしょうが、その為には減量をしないといけないのと、アメリカだと同年代でRooster選手はほとんどいないので、どのみち1つ上のLight Featherに行かなければならない。

5月の大会は、ギはLight Feather(着物を着て64キロ以下)で、ノーギはFeather(67.5キロ以下)に参加します。なので、体重が下がると相手と5キロから10キロの体重の差が生じてしまう可能性がある。食べることも練習のうちだな〜とは思っています。

それでも大会に出る準備は着実にしていまして、まず時間さえあればYouTubeの動画を見て研究しております。大会にて自分が上または下の時に何をするか。全てのシナリオを出し揃えました!!

「勝つための実践的スポーツ心理学」で学んだのですが、まずは脳内モデル(イメージ)をつくることから徹底しています。ビデオを見ながら一人で技の動きをシュミレート。そんな動きが、何とギとノーギ合わせて20以上ありますw。この本によると、頭でイメージできないことは、実践では使えないのだそうです。それと、脳内モデルがあると自分の動きの修正や改善にも役立つというのです。「うん?なんかイメージの通りにいかないな?」「どうやればイメージの動きとなるのか?」と考えながら練習していることが、自己の弱点・欠点の発見と克服方法であり、動きの習熟の為の基礎姿勢となります。要するに、理想と現実の「ズレ」を常に意識するわけです。そして高度な動きや技というのは、脳内モデルに沿って技を鍛錬し反復練習していくことで身につくらしい。イメージをことさら思い浮かべなくても、反射的に身体が動くようになれば、理想と現実の「ズレ」がなくなりスムースな目的動作とつながってくるという理論です。

ま〜、私の場合その初期段階なわけですが、「ズレ」を無くしたい目的動作を選び、それを毎日意識するようにしています。でもですね、この柔術練習は、日々のお仕事でも役立つと思います。仕事は柔術に比べて脳内モデルの設定がやり難い。だからこそ、これを意識することがとても重要なのかもしれません。自問自答こそが人の原点というわけですね。

ちなみに、私の弱点はトップゲーム(パスを狙う方)。過去の負け試合も、多分90%以上トップの時に負けている気がする。私の階級・年齢では、基本は下(ガード)をやりたがる人が多い。だからこそ、トップゲームの習熟は将来的にとても大切だと思うのです。なので、次の大会もトップゲームで戦いたいと思っています!