久ブロ

自分の興味や、思い出したことを書いています。

柔術の時代か?と、ちょっと精神力のはなし

ライジン28の結果を見ました。

クレベル・コイケ、ホルベルト・サトシ・ソウザと柔術選手の活躍が素晴らしい大会となっています。彼らが今回勝利する時に使ったトライアングルチョーク(三角締め)って簡単に見えて、とても難しい技なんです。私みたいに短足だと特に厳しい。

私は2年ほど柔術していますが、もちろん大会で三角絞めしたこと・狙えたこともありません。スパーリングでも、三角絞めに行けたのは10回あるかないか。その中で決めれたのは2回くらいです。当然、相手はかなり格下。白帯の時は、三角絞めは一切試してないです。練習で打ち込みしたくらいかなー。

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岩崎先生が、三角絞めの解説をしてくれています。

三角絞めは難しいテクニックですが、入るとかなり苦しいです(笑。以前、女性とスパーリングをして、三角絞めをかなり狙っていたのでやらせてあげたことがあります。正直、入ってもそこから抜けるディフェンスを知っていたので大丈夫だと思っていたのですが、見事にタップさせられました。気絶するかと思ったよ。それくらい強い技です。

最近、ガードテクニックを磨こうということでラッソーを使っているのですが、そこから三角絞めを狙うという技があります。

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上のビデオでは、3つのテクニックを紹介していますが、3つ目のFelipe Andrewがラッソーから三角締めを狙うテクニックとなります。

とても参考になるのが、この試合の中でFelipeは一度三角締めをトライしてかからず、そこからガードを立て直してからすぐに2回目の三角締めをトライしてるところ!!

「一度ダメでも何度でも試す」という精神。これね、、試合でやってるんですよ。そこがすごい。ガードって、崩されるのは自分が守りから攻撃に転じて、その攻撃が失敗した時なのです。実際、Felipeも1回目のトライが失敗した時、ガードが崩されそうになっています。

通常の精神力だと、ここで崩されずガードに戻れたら「あ、よかった。危ないからちょっと守ろうね」と考える。私ならそうするw。でも、Felipeは違います。立て直したら、今度は逆側の三角締めをすぐに狙う。

こういう精神力って、普段の練習で磨いておかないと大会では絶対出せないもの。本当に、精神力の強さって鍛錬というか習慣力なのだと思います。あと、Felipeがここまで攻撃を繋げようとするのは、絶対的に自分のディフェンスに自信がある証拠。攻撃は最強の防御とはいうけれど、柔術では防御力は攻撃力の基盤なんだと感じさせられた動画です。