久ブロ

自分の興味や、思い出したことを書いています。

妄想ボーイ

私の「バク・タンク」(愛車のFJクルーザー)は順調です。ヒューストン にいるときは、何しろドライブするのが楽しい。

FJクルーザーですが、好きなところといえば、ステレオがCDであること!

Apple Musicなどありません。そんなのいらないのです。

いや〜、このレトロ感が素晴らしい。

私は、結構古いCDをたくさん持っていまして、運転中に、安全確認しCDを変えながら、その日のドライブにあった古い音楽を聞くのが最高なのです。

とある日は、天気もよく選んだCDはこちら!

はい、Barbee Boysです。

こちら2枚入りのベストアルバムなのですが、いつ聞いても元気になる。

Barbee Boysはいつから聞いてんだろうか?中学か?もしかしたら、小学生なのかもしれない。

私が小学生の時、両親に頼んではじめて音楽を買ってもらったのは、カセットテープだったと思うのですが、何と「堀ちえみ」です!(笑。

松田聖子、中森明菜、小泉今日子などではなく、堀ちえみに走ったのは、センスが良いのか悪いのか・・・。

ただ、確実に、スチュワーデス物語にやられたわけですね〜。おまけに、私のこの頃の将来の夢は、パイロットになることですからね。そう、かなりの妄想ボーイだったわけです。

そんな妄想ボーイを、少し大人にしてくれる出来事が起きます。

私は中学受験するのですが(結果はあまり良くない)、その時の家庭教師が筑波大の大学生だったのですね。で、その先生とはとても仲が良くなって、週末とかにドライブに連れて行ってくれました。

今思うと、ドライブが好きなのは、その先生の影響なのかもな〜。子供の頃に出会う大人、兄貴分って後々にまで響くほどの影響力がある気がする。その先生との会話、ドライブ、一緒に食べた料理まで、私は今でも結構覚えています。

私がその先生に会ったのは小学生。自分が大学(アメリカ)1年生くらいまでお付き合いがあったのですが、その後に連絡先が分からなくなった。。先生、お元気なのか?

確か、薄毛防止の薬の研究などをやられてたはず。

是非、先生に自分の坊主姿を見せたかった。残念。

ま、また会えるかもしれん。

 

話しを音楽に戻すと、Barbee Boysを教えてくれたのは、その先生なのです。ドライブ中に、二人でよく聞いていた。

音楽センスが「堀ちえみ」の私にとって、Barbee Boysの曲は、何とも”よく分からない”音楽だった。先生には、「この人たちの何が良いの?」とよく尋ねていたものだった。そして、先生の答えはいつでも、「繰り返し聞いていたら、そのうち好きになるよ。そういう分かりにくい音楽の方が、いいものだよ」だった。これ、先生の教えで、私の音楽選びの基本となっていくのでした。実際にですね、Barbee Boysは聞けば聞くほど、あれ?格好いいかもと思う様になった。

先生からは、色々な音楽を学んだ。音楽以外に、スポーツ、車、ファッションなどなど。先生と出会ってからは、まだまだ妄想ボーイは抜けきらなかったかもしれませんが、堀ちえみの音楽は聞かなくなっていた・・。

 

ちなみに、Barbee Boysのベストアルバムは、とてもおすすめです。好きな曲が盛り沢山。一番を決めるのは難しいのですが、毎回私の気分がMAXとなるのは、「わたしぢゃないの」と言う曲。

杏子が歌っているのですが、サビで、「どきどきするのは あなたで わたしぢゃないの」と言うのですが、ここが今聞いても痺れるほど格好いい。

聞いてて毎回、「はい、どきどきしているのです。どきどきしているのはわたしでございます」と、杏子に言いたくなる。

未だに、妄想ボーイか。