私は、ギャンブルや賭け事は、基本しない。というか、ギャンブルについてはやり方がよく分からないというものある。私の場合、柔術の大会で年に2回ラスベガスに行くのですが、その時もギャンブルは$40くらいでスロットかルーレットをやるくらい。
一度、ブラックジャックを試しにやったが、私のやり方が悪かったのか、一緒のテーブルに座っていた中国人のオバさんグループにキレらて、それからギャンブルするのがトラウマになっています。柔術の試合に出るよりも、オバさんさんたちの怒りの方が怖かったのです。お金がかかると人は真剣になるものです。
あと、ギャンブルをしないのは性格もあるかなー、と。私は自分の親や兄弟からも、石橋をたたいて渡らない性格と言われている。これ、完全にディスっているわけですが、実際そういう感じなので、言い返せない。
たとえば、柔術も私の場合、5分の試合の中、4分は耐えてディフェンスしている感じなのです。で、最後の1分で相手が疲れたところを、ちょこと転んでいただく・・・という何ともつまらない試合パターンが私の勝ち筋。
4分耐えに入る理由は、まさに性格でして、ミスしたくないから。動くことでエネルギー消化するし、ミスも増えるので、「やっちゃってください」状態で守りに徹する。ただ、やられることや攻められることへの耐性があるのか、守りは強く、一本負け(サブミッション、決め)はもちろん、ポイントを取られることもほとんどない。この守りの強さも耐性というより、痛みに対して忘れるというか鈍感であるというのが正確だろ、と多分家族からは指摘されるのであろう。確かにリアルでも、周りの目や批判とか気になってもすぐ忘れるところはあるかもしれないのです。
そんな私が(前置き長い)、今回ちょっとしたギャンブルをしました。
それは、私の愛車である「バクタンク」について。この車2013年のFJクルーザーなのですが、走行距離もかなり行っていまして、中古で入手したものなので、ここでオーバーホールするか、それとも違う車に乗り換えるかの決断の時かなということになりました。
バクタンクですが、一言でいうとユニークな車で頑丈。でも現代の車と比較すると、大分不便な車となります。そんな車をオーバーホールしたとしても、たとえばあと10年とか乗れる保証は当然ありません。
そして、頑張って保たせるなら、それはそれは相当なメンテナンス費用がかかることになります。私は中古で買っていますが、オーバーホール費用やメンテナンス費用考えたら、これかなり高級車の費用になってくる気が・・・。ここまでお金をかけるなら、当然、「壊れるまで乗る」という気持ちにならなきゃいけません。心中する想いです。
それとですね、どうせオーバーホールして乗り潰すなら、それ以外のカスタムというか改造もした方が良くないか?という余計な気持ちも何故か出てくるのです。特に、このFJクルーザーというやつは、改造することが醍醐味みたいな車なので、それこそ沼なのです。
そんな「バクタンク」に賭けるのか、それとも安全牌で他の車を選ぶのか、決めるのに重要なのは、頼れるメカニックが見つかるか!ですよね。オーバーホールとメンテナンスはもちろん、改造も任せられるところを探さなければなりません。特に、私は車のことは素人で、見た目で判断しているだけなので、言うならば完全にカモです。
そんなカモな私が安心して任せられるメカニックが見つかるなら、ギャンブルは嫌いなものの「バクタンク」で行こうと決めたわけです。
で、リサーチをしまして、ここにしようとメカニックが決まりました。
なにこれ?はい、ここが見つけたガレージです。
こんな感じで、レクサスの改造車がある。
いやー、色々お話を伺ってきました。まずはオーバーホールをやるわけですが、金額的には、高い。高級車買うよりも、壊れるまで乗る車をメンテナンスしながらキープする方が贅沢なのでは?!と思ってしまうほど、割りにあってない気がした。
なのに、ここで賭けに出ることに決めました!おー、自分自身に驚く。理由は、こんな付き合いがあっても良いのではないか?!ということ。多分、一生に一度しかない賭けなわけでして、そんな想いを持てる持ち物が自分の周りにある方が面白かな、という直感です。でも、トヨタの車だからできる決断でもある。さあ、未知の世界に行ってきます。