今日はちょっとトレーニングのお話です。
夏の柔術マスター世界大会に向けて練習をしているのですが、最近の課題は、何しろ「体力のなさ」。すぐに息があがる。
そこで、体力を向上するための練習を続けています。
あ、そうそう、今回の大会は、ライトフェザーではなくフェザーとひとつ階級をあげる予定です。
理由はいくつかあって、まずは減量がきつくなっているということ。ライトフェザーで戦う時、試合前の数日はほとんど食べられないのです。あと、ライトフェザーの対戦相手は、私よりも速い、体力がある人が多く、信じられないことに、私よりも背が低い人もいる。そうなると、私はガードが得意なので、「引き込み」と言って下のポジションを取りたいのですが、これが難しい。
・・・ということで、今回は減量したくないし、確実に下を狙いに行こうということで、フェザーで出場します。
ちなみに、ライトフェザーはだいたい着物を着て142ポンド以下、フェザーは、確か154ポンド以下だったかな?減量しなければ、私の今のナチュラル体重は140くらいなので、実はライトフェザーよりではあるのですが、着物を着るとオーバーする可能性があるし、普通に食べられない。ということで、多分フェザーで出ます。
あ、あと、ライトフェザーって練習相手が居ないのです。普段は、自分よりもかなり重い人とやっている。なので、当日ライトフェザーと試合すると、無茶苦茶相手の体格に違和感がある。これもフェザーで今回やってみる理由となっている。
フェザー相手の場合、5キロくらい体重差があるので、戦うためには「動き続けられる身体と体力」が必要なのと、「辛い、動かない、と思ってももう一度踏ん張ります」という精神力が必要だと思っています。
そこで、最近は、土曜日、日曜日はオープンマットと言ってスパーリングのみをする練習を各2、3時間やっている。柔術に必要な体力をつけるのは、柔術をするのが一番。特に、自分より若い人とスパーリングすると、体力が上がると思います。
そして、精神力については、最近Deep End Fitenessというのをやっている。
これは15フィートとかのプールに素潜り?したり、プールの中でダンベル持って息をつかずに歩いたりするトレーニングです。
私が行っているクラスは、私以外は、皆さん元軍人だったりする。生徒も老若男女である。レベルが高いし、皆私よりも潜れるし泳げる。ただ、インストラクターが、皆私の柔術仲間なので、かなりビギナーだがお邪魔させてもらっている感じ。
ちなみに、私のインストラクターは女性で、元UFCファイターです。
いやー、息がもたないと頭パニックになりますよ。足から潜ってプールの底に落ちていくわけですが、これが上手く行かない。沈んでくれない。それでも頑張って潜るわけですが、私の場合は、10フィートくらいまでしか行かない。それでもね。3メートルくらいなわけでね、苦しいぞ、戻るぞ、と思った時に、3メートル上に水があると思うと恐ろしくなる。実際、結構パニクった。
ま、ダイバーさんとか待機してくれているので、何とかなるのですが、恐怖ですわ。ただ、自分の体に対するチャレンジ?限界突破?と言った感じだし、呼吸を整える勉強にもなる。多分、体力にも良いトレーニングになると思っています。
そんなトレーニングを続けていますが、さすがに50歳ですからね。
結構オーバーワークです。