久ブロ

自分の興味や、思い出したことを書いています。

柔術をはじめよう3

おー、この話題をまだ引っ張るつもりなのか・・・。自分でもそう思うのですが、何やら言い足りないことがあるらしいぞ。それくらい私が柔術好きなのは確かですが、柔術に興味ない人にとっては、パート3までもって行かれるのは困ったものであるに違いない。

でも、語っちゃいましょう。ここまで来たら。すべて勢いが大事です。

今回のパート3では、こんな人は柔術やらない方がいいかも・・という話題です。

っと、その前に。

前回、柔術をやると「強くなる」という話をしました。強い=喧嘩できる、というわけではないので、この辺をもうちょっと説明しておきたいと思います。

まず、こちらの動画を見てください。

www.youtube.com

では、次にこちらの動画を見てください。

www.youtube.

 

何が言いたいかと言いますと、暴れている人を抑え込むってかなり難しいのです。

警察は人を捕まえることが求められる仕事ですが、そんなプロの方達でも、なかなか人を抑え込む事はできない。YouTubeを調べると、警察が逆に抑え込まれている、または複数でなければ一人を抑えられない、といった動画がたくさんあります。

対して、2個目の動画は、柔術を知っている人の動画。結構、簡単に抑え込んでいるのが分かります。

前回私が言っている「強さ」というのは、このことでして、格闘技を知っている人と知らない人には、実は物凄い差があります。この差というのは、単にフィジカルの強さではないのですね。人の身体の仕組みとか、弱点とか、そう言った知識を身に付けます。そして、その弱点を攻撃する、または相手の強さを出させない、そのためのトレーニングを積む。これが、格闘技の強さとなります

 

えっと、ここから本題。

柔術はやらない方が良い人、トップ3の発表です。

まず第3位。腰、膝、手首、肩、肘、首を怪我している人。相手を選べば柔術の場合は、どうにかなったりします。前にも言いましたが、柔術は他の格闘技よりは怪我は少ないです。ただ、たとえば、水泳とか他のスポーツと比べると、確実に怪我はします。なので、怪我している人、特に首や腰を痛めていて40歳を超えている人は、柔術は避けた方が良いかもしれません。

 

第2位。閉所恐怖症の人。これも克服できるとは思うのですが、大きな人に抑え込まれた場合、かなりの圧迫感があります。GIといって道着を着る柔術の場合、抑えられている時に着物が顔に覆いかぶさるのですが、これは・・・かなり息苦しいです。私は閉所恐怖症ではないのですが、そんな私でも、気がとーくなることがあります。多分、閉所恐怖症の人にとっては、相当苦しいのではないかと思います。

 

そして、第1位。綺麗好き、匂いに弱い人。

日本人の方がアメリカで柔術をする場合、衛生面の問題を克服できるか・できないか、が1番の問題点となります。まず、匂いがすごいですw。笑えないレベル。特に足が臭い人が多いのです。練習が終わると、自分の頭とか、手とか、足の匂いがします。

これ、困るの匂いだけではないのです。たとえば、エレベーター乗ってるとします。乗った瞬間、オナラくさい。多分、前に乗っていた人がオナラして出て行った。そんなエレベーターに乗っちゃった。で、途中から他の人達が乗ってきた。さー、あなたならどうします?途中から乗ってきた人は、絶対、私がオナラしたと思いますよね?「俺じゃないですよ」と言いたいが、そんなこと言っても信用されない。だからといって、下向くともっと怪しまれる。なので、なぜかわからないが、周りの目線を避けるように上を向いちゃうわけですね。

足の匂いも、このエレベーターと似たようなシチュエーションとなります。身体中足臭さが出てしまい、後からスパーリングする人が、それを私の匂いだと思ってしまうのです。これは、本当に厳しい。そして悲しい。私の場合、なんかもう慣れたか諦めたか分からないのですが、その臭さを武器にして相手を責めることにしています。

あともう一つ。衛生面の問題としては、「汗」があります。相手の汗が、自分の顔、そして下手すると口の中に入ることもあります。ヒェ〜という感じですよね。夏とかは、もう仕方ないです。畳(マット)が、汗でビショビショで、その中でスパーリングとなるので、上からも下からも汗だらけ。ロッカールームも汗だらけです。私の場合、匂い以上に、こちらの方が慣れるのに時間がかかりました。たとえば、今でも、あまりに人が混雑している場合は、クラスを早退して、シャワーがキレイなうちに出ていくようにしています。

残念ながら、相手の汗が飛んでくるのは避けられません。「やめろ」とも言えないので、どんどん飛ばしてくる。これについては頑張って慣れるしかないのですが、あまりに汗を飛ばしてくる相手については、私の場合、「やられたらやり返す。汗かきだー」と思って、自分の汗をかけ返すようにしています。

 

以上、柔術向いていない人トップ3のランクでした。

あーあ、せっかく3回にわたって柔術の素晴らしいところを語って、皆さんに柔術をプロモートするつもりだったのですが。。匂いと汗の話で、「柔術、無理だわ」という人を増やしちゃった気がする。