久ブロ

自分の興味や、思い出したことを書いています。

柔術をはじめようパート2

個人的な意見となりますが、どういう人が柔術に向いているか、そして柔術の魅力について今日はお話しして行こうかと思います。

結論としては、柔術は誰でもできます。力が弱くても、柔軟性がなくても、運動神経悪くても、そして女性でも、柔術はできるのです。

そこら辺が、柔術が他の格闘技とはちょっと違うところ。柔術の場合、試合では、帯のランク、年齢、体重によって試合が組まれます。なので、基本は自分と「同じくらいのレベル」の人と戦うことになります。もちろん、同ランクであっても強い人は居ますが、そんなに圧倒されることはありません。ちなみに、体重が10キロ(重い)、そして年齢が10歳(若い)変わると、帯のランクが一つ変わるくらい、力の差が出てくる、と言われています。たとえば、同じ紫帯でも10歳若い子は、私にとっては茶帯とやってるくらい強い、ということですな。

まあ、年齢が高くなると格闘技はやりにくい事は事実。でも、柔術だけはちょっと違います。まず、アメリカでは、柔術はとても人気があり、年齢が高い人でもはじめやすい環境があるのです。どの道場でも、30歳・40歳以上の白帯が必ずいます。また、女性も必ず居ます。

これが、他の格闘技ならどうでしょうか??日本の格闘技(柔道、剣道、空手、合気道など)は日本でやるべきなのでちょっと抜かしますが、たとえば、ボクシングとかは・・・。

正直、アメリカでボクシングをはじめる人は、信じられないくらいの根性があります。あ、ビリーなんたらみたいなボクササイズのお話しではないですよ。本格派のボクシングです。だって、アメリカは、本場ですからね。私もボクシングジム見学行きましたが、歳とってはじめてる人はほとんど見ないです。選手は若い人が多く、ま〜一緒にやるのはやばいでしょw。

キックボクシング、ムエタイについては、私はアメリカで5年くらいやりました。キックは楽しいですが、正直、柔術より難しいです。ある程度の身体能力、柔軟性、スタミナがないと、上手くなるのはキツいかな〜と。それと、40歳以上の人も少ない。若い人と練習することが多いです。あと、キックは下手な人は怪我します。柔術も怪我しますが、練習パートナーを選べば、柔術の場合はある程度怪我は避けられます。でもキックはね・・・、自爆して怪我するのですよね。たとえば、変なタイミングで前蹴りして、親指をグキッとか。これは避けようがない。下手なんだからw。

何しろ、歳とって、それもアメリカで、はじめられる格闘技は、柔術しかないと私は思っています。世界大会とか、普通に60歳以上の選手出てますからね。それも、すべての帯で。男女関係なく。そこが、柔術の素晴らしいところです。

「格闘技なんて興味ないし」、という人。確かに、そりゃそうだ。。歳とって格闘技する必要は、全然ない。でもね、柔術は、多分普通の人が週3回以上、1時間半だけトレーニングして、爆食いしなければ、痩せると思います。ダイエット効果は、他のどのスポーツよりもあるのはないかな。でもって、必ず強くなります。女性の場合、2、3年やれば、多分、旦那さん(格闘技やっていない)よりも強くなる可能性があります。冗談抜きに。少なくても、柔術をやると、護身術のノウハウはできます。柔術は、小さい人(弱い人)が、大きい人に勝つための武道として生まれたものとなっています。そういう意味で、誰でもできるのが、柔術の最大の魅力なのです。