久しぶりにキレそうになったのですね。
実は、先週の金曜日にほぼ車を買うことが決まっていたのです。公約通り、マニュアル車です。
それも、何とGRカローラを買うこととなっていました。
ニューヨークのToyota of Manhattanというディーラで見つけて、交渉に交渉を重ねてようやく入手・・・のはずだった。
アメリカでは、GRカローラのような限定車は、まずMSPR(メーカー希望小売価格)で入手することは残念ながら不可能です。需要と供給により、限定車には必ずディーラー・マークアップが追加費用として上乗せされます。
GRカローラ(コアモデル)で言うと、オプション入れて$40,000くらいがMSPRすが、現在平均のマークアップとして、$10,000くらいディーラーが要求するのです。
私の場合、はじめは$5,000のマークアップでしたが、先週の金曜日にここのディーラーから$10,000のマークアップを支払うよう要求されます。
は、当日言うか?と言うことで、再度交渉して、$8,000で仕方なく折れたわけです。トヨタさんや、メカニックの方に支払うなら良いが、なぜこんなディーラーに支払うのか・・と悔しい気持ちはあったのですが、それ以上にこの素晴らしい車が欲しかったのですね。
ただ、金曜日もかなり遅い時間となり、私の場合ファイナンスする・しないも検討したいし、車自体はテキサスに送る予定だったので、残りの手続きは火曜日にやる事になりました(月曜が祭日だった)。
で、問題の火曜日。保険の手続きやファイナンスの手続きを済ませて、ディーラーに電話すると、何と・・・午前中に別のお客さんが来て$70,000支払ってくれたので、その人に私の車を売ったと言うのです。
は???
いやー、思いっきりこういう人間は詰めることもできたのですが、それ以上にとってもアホらしくなった。これがアメリカかい。。。こういう人間は、痛い思いしないと分からんのでしょうが、私がそれをすることもない。
何しろToyota of Manhattanというディーラーには気を付けましょう〜。ここにいる二人の若造マネジャーは、何しろハシタナイの一言です。「おもてなし」と日本語で書かれた壁の前で、まー、それとは正反対の発言を連発してくれます。
ということで、GRカローラは残念ながら購入できませんでした。
縁がなかったということですね。
ただ、GRカローラを購入するにあたって、トヨタのことを色々知れたのは良かったです。すっかりトヨタのファンになったぞ。
豊田章男社長の英語スピーチまで見まくってしまったのです(笑。
とても良いスピーチだなーと思いました。
トヨタさんが素晴らしいので、こういうディーラーがいることは残念でならない。
GRカローラ・ロスは辛いのですが、それ以上に厳しいのは、「え?じゃ、何買おう?」ということ。アイデアがない。
マニュアル車は、本当に選択肢がないのですね。できれば日本で作られた車を買いたい。そうなると、新車だと入手可能なのはマツダのMX-5(ミアータ)とスバルのWRXくらいしかない。Honda Civic Type RやNissan Zは、GRカローラと同じで入手困難となっているし、またマークアップだ何だという交渉が面倒臭い。
欲しい車が無いとすると、有言無実行して、マニュアル車は諦める可能性も出てきています。。
個人的には残念な事件はあったのですが、トヨタ車が欲しくなっているし・・・。
ただ、トヨタのディーラーには当分行きたく無いかもw。