久ブロ

自分の興味や、思い出したことを書いています。

車のことです(2)

今回は、はじめて経験した中古車購入までのプロセスについて。

まず、私が車を探していたタイミングですが、特に中古車については、需要と供給のバランスから「最悪」「消費者不利」と言われていました。半導体不足により新車が買えない。なので、皆中古車を買うことになってしまう。その結果、アメリカにおける中古車価格が高騰したわけですね。

私の場合、今回車買うまで1年くらいレンタカーしていたのですが、その理由として、ひとつは出会いがなかったこと。もうひとつは、中古車の価格が下がるのを待っていた、というのがあります。っと言っても、かなりレンタカー費用が重なり、そろそろ安い車一台買えちゃうぞ・・というところまで来てしまったので、2022年11月くらいから、多少中古車価格が下がり始めたので、本格的にリサーチを開始したのでした。

そうそう、レンタカーを色々乗ったので、今度その辺の話しも致します。

で、以下、私がやったアメリカで中古車を探したプロセスとなります。

1)サイト

私は、Autotrader、Cars.com、Car Gurusという3つのサイトで中古車だけではなく、新車も探しました。

一番よく見たのはAutotraderですが、3つくらいサイトを見比べるのが良いと思います。同じ車が検索に引っかかることが多いのですが、違う車がリスティングされると、「お!!」っとワクワクするし。

www.autotrader.com

中古車については、実際に見て・試乗するのが大切だと思います。自分の好き・嫌いは、車をたくさん見ることで明確になる。なので、私は自分の住所の25 mi圏内で検索をしました。見にいけない車は諦める、というスタンス。また、私の場合、「個人(Private Seller)」は対象外としました。こんな感じで、検索する上での自分ルールを作るのが大切かも。

ちなみに、これらのサイトでは自分の”お気に入り”をセーブできるのですが、この機能を使うには、サイト登録をしなければなりません。サイト登録すると、結構ジャンクや宣伝メールが来ることになります。この点は、かなりマイナスなのですが、”お気に入り”ボタンはリサーチする上でとっても便利なので、個人的にはサイト登録は必須かな、と思います。

2)車のリストアップ

サイトの検索については、結構細かい設定が可能。メーカーと車種縛りはもちろん、マニュアルなどのトランスミッション、ボディスタイル(ワゴンとか)、価格レンジやカラー、また人によっては車線逸脱警報は必須などの機能設定をして、車の数を絞っていくことになります。

検索は結構大雑把な設定が良いと思う。私の場合、例えば25 mi圏内+マニュアル+メーカー+車種くらいの設定。ただ車種については、皆さんが知っているわけではないですよね。その場合、気になるメーカーが複数あったら、2社のみをまず設定して検索。次に別の2社で検索と何回かに分けるか、または好きなボディースタイルで検索して、徐々に好きな車種を覚えていくのが良いです。あ、でもワゴンで絞っても平気でSUVリストアップされますので、ま、その辺はラッキーと感じてください。

大雑把検索すると、(ヒューストンでは)普通に1000件とか出てきます。私は、ご飯、お風呂、トイレで全部を見ていましたが、「1000件も見てられるか」となる方が多いでしょうねー。で、そんな方に役立つのがSort By機能。

この機能では、価格(高い・安い順)、年式(新しい・古い順)、走行距離(多い・少ない順)、そしてサイトにリストされた日付(新しい・古い順)などを使い分けて、上からたとえば50〜100件とかを見ていくことができます。

ここで、ちょっと紹介したいのでリストの日付。私も「リストされた日付なんて」とあまり意識していませんでした。ただ、一説によると、人気車はすぐ売れるが、新車・中古車関係なく、リストされてから50〜70日経過するとどうやらディーラーが値段を下げることがあるらしい。なので、実際値段が下がるか待って更に交渉して値段を下げようとする消費者が多いとかなんとやら。また、そうなると70日以上経っても売れない車は、中古車の場合特に何らかの問題があるということ。これについては、結構正しい説な気がする。

”お気に入り”に入れる車は、私はかなり厳し目に選択をしました。ポチポチと、あれもこれも入れたくなるが、その気持ちを抑えて「これなら買うかな」というものだけを選ぶ。これにはちょっとした理由があるのですが、それは下の4)にて。

3)事故車、盗難、水没車、リコール、タイトルの確認

”お気に入り”に何台か入れたら、各車のページに行ってCarfaxといった資料がついているので、車のヒストリーを調べます。そして、事故車、盗難、水没車やリコール、タイトルの問題がないかの確認をすることになります。で、こういう問題車については、即刻”お気に入り”から排除しちゃいます。

www.carfax.com

またレポートには、これまで何人のオーナーがいたか。どういうサービスを行ったかなども見れますし、その車がどこで生産されたかも分かるのです。

車にはVIN番号(車両識別番号)があるので、その番号を調べるとリコールがある・なしの確認ができます。VIN番号がJからはじまってるのは、日本製なので、「おーこの車メイドインジャパンか」と楽しみながら調べられますよ。たとえば、Acuraでも年代や車種で、日本製や他で作られたものがあります。この辺を確認するのも、ヒストリー・レポートの重要なところなのです。

4)ディーラーの確認

問題点がなく何とか”お気に入り”に居続けることができた車の各ページを、再度確認します。その際、特に見るのがディーラーの名前と住所。

サイトには、ディーラーのレビューがあります。まず、こちらを参考にするのも良いとは思います。無茶苦茶、クレームや文句言われているディーラーは避けましょう。あ、今思い出したぞ。GRカローラのときのニューヨークのディーラーについて悪口レビュー書くの忘れてた。。ま、今回は(今回も?)スルーでいいや。

ここで、サイトにあるカスタマー・レビュー以上に重要なことがあります。それは、BBBというアメリカの消費者センターにて、ディーラーの評価、問題がないかを確認しておくことです。

www.bbb.org

このBBBにて調べると、思っている以上に問題が見つかります(笑。多分皆さんが20件のディーラーを調べたとして、何も問題がないディーラーは5〜7件見つかれば良いいかなという感じ。それ以上にどんだけ、アメリカのディーラーがやばいかを知ることができますよ。

で、皆さんの”お気に入り”として無事にサバイブできたディーラーがいたら、最後にそのディーラーのInventoryを確認します。自分の好きな車を見にいくことになるのですが、もしかしたら、そのディーラーには他にも気にいる車があるかもしれない。実際見たら、思ったより好きかも、という車もあるのでその辺もチェックします。どうせヤバいディーラーが多いですし、そんな中ましなディーラーが居るなら他も見た方が良い。これが、2)にて”お気に入り”を厳選した理由となります。

 

あー疲れた。結構書いたので、今日はここまで。