久ブロ

自分の興味や、思い出したことを書いています。

ご褒美なのさ(その2)

おー、柔術大会で「よくやったぞ私」のご褒美のストーリーその1を語ってから大分時間が経ってしまったようです。忙しかったとはいえ、ブログの更新、マイペース過ぎるかな・・。でも、仕方ないのです。こういうペースでいくしかないのです。

で、その2。かなり前のことなのですが、記憶を辿ってブログを書くのも悪くない。でも、曖昧なメモリーですので、ストーリーとしてはかなり誇張することになりそうです。

ご褒美は、前回同様食事なのですが、ヒューストンで私が大好きなレストランの「Taste of Texas」です!

www.tasteoftexas.com

前にも紹介したことがあるレストランですが、ヒューストンにくる機会があれば、是非行って欲しいレストランです。

このレストランの良さは、ホスピタリティと優しい環境?です。純粋に食事やお肉の美味しいところなら、ここ以上に素晴らしいところはたくさんある。ニューヨークとかなら、ステーキは全然美味しいです。馬鹿高いけど。ヒューストン にも、もっとお肉が美味しいレストランは存在します。

でも、Taste of Texasの持つ環境を感じさせてくれるレストランは多くはない。どんな環境よ?と言われると説明が難しいのですが、一言でいうと元気になるレストランという感じ。

たとえば、混んでいて、待っているお客さんがいる。老夫婦である。2人はソファに腰掛け、自分たちが呼ばれるのを待っているのだが、フロントのサーバーが動くたびに、おじいちゃんがソファから立ち上がる。でも、自分の番じゃない。それが分かると、残念そうに、ゆっくりソファに戻る。おじいちゃんの動作ですが、明らかに、立ち上がる時よりも戻るときの動きが鈍い。スクッと立って、ゆる〜と座る姿から、おじいちゃんの「なんだ、自分たちじゃないんだ」の残念さがとっても伝わってくる。

で、またフロントのサーバーが動くと、おじいちゃんがさっきの倍の速さで立つが、やっぱりおじいちゃんの番じゃない(笑。で、また、ゆるゆる〜とガックリとソファに尻もち。そんなおじいちゃんを見て、隣のおばあちゃんが、「ね、あなた、ちょっと落ち着きなさいよ。そのうち呼ばれるから。」「恥ずかしいでしょ。」と言う(多分、おじいちゃんはそう言われていたはず)。でも、文句を言うおばあちゃんには振り返らないおじいちゃんは、期待感とステーキ食べたい症候群で、立たずにはいられない。そんなおじいちゃんを見て、ため息をつくおばあちゃん。でも、おばあちゃんのおじいちゃんを見る目は優しく、笑顔しかない。

・・・というシーンがあれば、私の横には、別の老夫婦が二人でステークを食べている。おじいちゃんは、私よりもボリュームのあるステーキを食べているぞ!元気だな〜。素晴らしい。

そんなおじいちゃんは上機嫌で肉に夢中なのですが、おばあちゃんが「今年のバカンスはどこに行く?」と語り始める。いや、おばあちゃんは策士だなー、と思ってしまう。というのも、おじいちゃんと会話するなら、このタイミングがベストだろう。普段はうん、うんと頷くだけのおじいちゃん(のはず)だけど、この時ばかりは、「コロラドはどうだ?」「アリゾナもいいな」「うん、思いきってギリシャとかヨーロッパにでも行くかい?」と肉を見る、切る、食べるを繰り返しながらおじいちゃんは答える。「うん、じゃ、ギリシャね。楽しみね。」「あー、お肉美味しいわね〜」とおばあちゃん。はい、おばあちゃんの完全勝利です。

てな感じの会話や光景が見られるレストランなのです。このお店は。私は、自分よりも先輩(おじいちゃん、おばあちゃん)がたくさん来るお店が、基本、大好きなのです。なんか知らんが、おじいちゃんやおばあちゃんがご飯を楽しんでいる姿を見るととっても元気になる。

 

では最後に、一応食べたものを紹介しておきましょうね。

サラダバーがステーキにはついて来るので、まずサラダを食べてからのーーーーー

プライムリブ。

サイドは、ほうれん草のガーリック炒め。このコンボが最高。

ステーキには、二つのソースがついている。ホースラディッシュ・クリームは、ちょっと酸味と辛味のあるソース。サラサラのソースは、ブインヨン?系。

私のオススメの食べ方は、まず肉のみを食す。次にブイヨンのソース。その次は、クリームソース。で、最後は、ほうれん草と肉を絡めて食べるの4パターン。

これを繰り返すと、肉のボリュームに飽きずに、楽しく完食できます。

ちなみに、私のプライムリブは、10オンス。一番小さいのね。ギリシャに行くはめになったおじいちゃんは、14オンスを食べていた。一度14オンスをトライしたことがあるが、うーん、ちょっとしつこいかな〜。

 

お腹も気持ちも、最高のご褒美なのでした。