久ブロ

自分の興味や、思い出したことを書いています。

ダラス

今回はじめてですが、ヒューストンからダラスに出張したのです。

サウスウェスト空港からシャトル便が出ていて、なんと40分くらいで到着!!

シャトルが出ているウィリアム・P・ホビー空港まで車で50分以上かかったので、飛行機よりも車に乗っている時間の方が長いのです。

そして、ダラスに到着。

ダラス・ラブ・フィールド空港となります。とても天気が良い1日でした。

今回の出張目的は、テキサス州にて一緒に組める(提携)弁護士事務所の開拓/ネットワーキングです。

テキサス州で法律サービスを提供する上で、ローカル弁護士と連携することは大切だと考えています。アメリカの弁護士は、「Specilization(専門化)」が進んでいて、ひとつ又はふたつの分野のみに特化するのが一般的。「何でもやれます」弁護士は、逆に「何にもできない」と考えられてしまい信用できないわけですね。

というわけで、日本企業が必要とする法律分野にて、ローカル法の専門家を探すことが重要となります。

それと、色々な規模の法律事務所とネットワークを持つことは、コスト(弁護士費用)マネジメントの上でも重要となります。基本、ブティック(弁護士の人数15人以下くらい)法律事務所の費用は、中規模(100人〜300人規模)や大手法律事務所(500人以上)よりも安く設定されています。誤解してはいけないのは、ブティックだからと言って、大手よりも弁護士の”質”が悪いということではないこと。

大手と、それ以外(ブテイックから中規模)の違いは、”質”ではなく、取り扱える分野の数の違いだと私は思っています。たとえば、規制法対応、ファイナンス、大きなM&A案件などは大手でないと扱えない、ということがあります。

他方、ブテイック法律事務所には、もともと大手事務所で働いていたベテランの方が引退するのではなく、リラックスしながら法律業務を行う目的で移籍する、なんてことがありますので、実は”質”は高かったりするのです。それと、このようなベテラン弁護士さんから言わせれば、私のような中年?はまだまだ若造だったりしますので、ネットワークがあると色々教えていただけるとうメリットがあります。

私は65歳以上の先輩が結構好きでして。。なんか、この年代の日本人・アメリカ人には、私が好きになる同じWITとセンス・オブ・ヒューモアがあるように感じるw。

特に今回訪問させていただいた法律事務所のひとつ、Underwood Perkinsにはそんな感じの先輩方がたくさんいらっしゃいました。

www.uplawtx.com

ランチも一緒にさせていただいて、そのとき私の隣に座ってくれた貴婦人の先輩はとても落ち着いた感じの方でした。帰り際、「是非また会いましょうね」と優しく言っていただいたのですが、彼女が向かった先には何とムスタングのGTが!!思わず、「え!!無茶苦茶、すごい車に乗ってるやん」とツッコミを入れる私。「え?ヒロも車好きなの?なら、今度一緒にツーリングしましょうね」とさ・・・。このバランス感覚の崩壊がまさにツボなのですw。

Underwood PerkinsのボスであるBill弁護士とのツーショット。

ビルさんは、あ、こんな感じの人になりたいな〜と思わせてくれる大先輩。事務所が入ってる高層ビルの下で私が無事到着するのを待っててくれたのです。で、エレベーターに乗る際、清掃の女性と男性が2、3人いたのですが、ビルさんを見ると非常に親しく話しかけてくる。ビルさんも素敵な笑顔で、流暢なスペイン語でギャグを飛ばしていた模様。みんなで大爆笑しているので、私もよう内容は知らんのですが爆笑しておいた。

さてさて、そんなビルさんからの質問。ビルさんの綺麗なオフィスの受付に飾ってある絵(ツーショットの後ろにある3枚の絵です)なのですが、これ、何を描いている絵かわかります??

この絵は、ビルさんがとあるアーティストを気に入ってオフィスのために描いてもらったそうです。

ちなみに、私もビルさんの質問に答えたのですが、思いっきり間違いまして、「なぜ分からないんだ。You failed!!」と言われました〜。

いや、これ分かる人の方がすごい。