久ブロ

自分の興味や、思い出したことを書いています。

座右の銘

柔術世界大会(In ラスベガス)ですが、何とか優勝することができました!!

 

どの試合もキツかったです。本当に先生やトレーニングを一緒にしてくれた仲間たちに感謝感謝。

私の座右の銘は、「相手を動かそうとするな。自分が動け(Don't try to move him. You have to move yourself)」です。これは、私が白帯・青帯時代に、柔術の先生達から言われ続けたこととなります。

自分より強い相手、重い相手を動かすことはできません。動かない相手を動かそうとするだけ時間と体力の無駄。それなら、まずは自分を動かすことを考えろ、という意味となります。

なんか簡単に聞こえることかもしれませんが、思ったよりもこれが複雑でして、自分を圧倒しようとする相手を目の前にして、その相手から厳しい攻撃が来るでしょ?そうなると、人はそれに抵抗するのが自然なのですよ。相手を押したり・引いたり、自分がジタバタして、どうしても「負けたくない、やられたくない」感情とマインドでいっぱいになります。そんな時、先生が毎回言ってくれたのは、「柔術は強くなるためにやってるのではない。この厳しいプレッシャーで自分をコントロールする力、プッレッシャーを楽しむことができる精神を身につけるために柔術をやるんだ」でした。

いやー、これが実に本当でして、自分を動かすこと、それは「身体だけ」じゃなくて「視野」とか「思考」とか含めて、今自分は何ができるんだろう?何をすべきなのかな?を考えてそれをやれるだけやる。少しでもやるのです。そうすると、その厳しい状況から出ることがあるのです。もちろん、出れないこともあるのですが、面白いことにそんな結果はどうでもいい。やれれた〜、負けた〜は二の次。それ以上に、「次はこうしよう。次はこう動けるよう練習しよう」という課題ベースとなるのです。これが、とっても痛くてきつい柔術を続けられる理由なのですw。

柔術は、私の人生を大きく変えてくれまして、「相手を動かそうとするな。自分が動け(Don't try to move him. You have to move yourself)」という言葉は、柔術だけではなく今では私の人生感となっています!!YouTubeとかコンテンツ配信を始めたのもそう。今回ヒューストンに拠点を構えたのもそう。結果よりも、自分が動いちゃっただけ(笑。でも、「次は何しようかな」を考えてやることは楽しいから、そのアクションは続けられるだと思います。ビジネスに繋がるとか、クライアント増えるとかは相手次第のところもありますので、自分がコントロールできることではありません。でも、自分のやり方はコントロール自在というわけなのです。そんな感じで、コンテンツ作りや配信も、正直キッツイですが、それ以上に楽しいので続けられます。

そして、何よりも続けていくことが大切なのだと思います。

今回の大会で優勝できたのは、この座右の銘を、そして先生達を信じてやってきたからだな〜と思っています。でも、結果よりも、「あー、次は同じやり方では優勝できないな。次は何を練習しようかな?」を既に考えている自分がいるのです。

リカバリーの為、ちょっと柔術はお休みしますが、今回の大会は本当楽しかったです。戦った相手、そして会場であった人たちと仲良くなり、連絡先を交わす。とても素晴らしいコミュニティだ。

ちなみに、ラスベガスでは全然遊んでおりません!!ルーレットだけやって、$40を$110くらいにはした。というか、他のゲームはいまいちルールが分からない。いや、このまま知らない方が良いのかもしれないな・・・。