久ブロ

自分の興味や、思い出したことを書いています。

店名

アメリカでは、日本食はどこでも食べられる時代となってきている。私が大学に留学した時は、都市によっては中華やタイはあっても日本食はない、という事が多かった。その頃と比べて、確かにアメリカでは日本食レストランは増えました。

でもね、アメリカにある日本食レストランは、必ずしも日本人が経営しているものではないのです。全部が全部ではないのだけど、特に地方にある日本食では、「え?」という食べ物が出てくることがある。たとえば、熱い寿司とか。「暖かい」ではないですよ。「熱い」です。ふぅーふぅーと冷ましながら、寿司を食べるわけです。これは斬新すぎるが寿司じゃないぞ。または、おにぎりのように大きな寿司とかはよくあるパターン。と、まあ、すごい意味で迷ってる感じな食べ物が出てくる。

そんな中、たまに、迷いがない料理もある。一度味噌ラーメンを頼んだ時、味噌汁にラーメンが入っていた。このメニューには、多分迷いがない。彼らにとっては、紛れも無くこれが味噌ラーメンだったのです。

そういう痛い経験から、地方出張する際は、私は日本食は食べないようにしている。

ちなみに、日本人が経営している・していないレストランは、一般的には、店名を見ると見極めることができる。日本人以外の日本食については、ネーミングのセンスが我々とは異なるのです。「Ichiban」「Osaka」「Ninja」とかはあるある。これ、2、3秒で付けてない?知っている単語から選んだでしょ?と言いたくなるくらい、愛情がないネーミングだと思ってしまう(笑。

私の中で、もっともネーミングで印象的だったのが「DESAKI」という日本食レストラン。これは、ネーミングのセンスがある・ないで言ったら、絶対的に「ない」でしょw。だって、<出先>ですよ。

でも、これが、とっても考えさせられるネーミングなのです。レストランに行くことはないのですが、「DESAKI」の看板を見てから、なぜオーナーがこの名前を選んだのかを30分くらい本気で考えてしまった。「Ichiban」とかよりは選んだ感じはあるが、オーナーにとっての元の単語(英語または違う言語の)は何だったのだろうか?

はじめTo Goなのかと思ったが、ここメインは鉄板なのですよ。そうなるとTo Goはない。では、Outdoorということなのか?それだと、Desakiというのはちょっと誤訳ではないかと思うのです。もしかすると、単語ではなく、「Let's go out and eat」という語りかけなのか?そうなると、Desakiを選んだことには、相当なリサーチ力があると思う。

それにしても「DESAKI」とは。。店名としてはセンスないが、笑いとしてのセンスは感じられる。あ、すいません。オーナーさんは本気のネーミングだと思うので笑っちゃいけない。もしかしたら、この名前響きはいいのかもな〜。DE・SA・KIっていうのは、アメリカ人にも言いやすいし。でも、アメリカ人には、DE・SAKE(酒)って言われちゃうんだろうな〜。

このネタで暇つぶしをしてしまったのです。

「DESAKI」、行くことはないが、応援はしているよ。