久ブロ

自分の興味や、思い出したことを書いています。

柔術の大会に出ようかと思う

11月13日にフィラデルフィアで開催される柔術の大会に参加しようかと考えているのです。本当は、Las VegasであるIBJJFのWorld Masterに行きたかったのですが、既に受付が終了(新型コロナにより人数制限がされている)していてWaiting Listのみの登録となっている。

さすがに、飛行機のチケットを買って大会に出られないのは悲しい。ギャンブル好きじゃないので、カジノ目当てのみでLas Vegasは行けないな〜。あ、でもIn & Out Burgerは食べたいな。

柔術の大会は1年半ぶり?くらいなので、怪我すると大変だし近場にしよう。ということフィラデルフィアで行われるGrappling Industriesという大会に出場しようと思う。

grapplingindustries.smoothcomp.com

IBJJFは勝ち抜きトーナメント制ですが、Grappling Industriesは総当たり戦です。なので、負けても相手がいれば試合がたくさんできるというのが、この大会の魅力。おまけに参加費用もIBJJFより安いしね。確か相手が1人しかいない場合も、3試合で先に2勝した方が優勝だったような・・。何しろ、1人最低2回は戦いましょう!という感じの大会なので、練習としては最適なのだ。

しかし、ここにひとつ問題がある。私と同じディビジョン(年齢と体重)に対戦相手が居ないのです。まー、アメリカでは、まず60キロ以下の相手が少ない。おまけに、40歳以上だとほとんど居ない。なので、体重を合わせて若い相手と戦うか、または年齢を合わせて重い相手と戦うしかない。

それで、今出場できそうなディビジョンの候補なのですが、まず145LBS(約66キロ)以下でAdult(30歳以下)のディビジョン。もうひとつは、185LBS(約84キロ)以下でSenior(40歳以上)のディビジョンだ。どちらも対戦相手は3人いる。今後相手が更に増える可能性は十分ある。

私の体重が現在は(日本で太って)60キロジャストなのですが、多分大会前にトレーニング量を増やすので、57〜58キロくらいに戻ることになると思う。Grappling Industriesは、体重オーバーでも3LBS以内であればセーフだったような。そうなると、Seniorディビジョオンは、25キロ以上の差の相手と戦うことになる。これは、正直相当キツイ。

Adultディビジョンの方は、体重の差は10キロ以下なのだが、20代の若者との試合となる。これは、前回青帯になってすぐ参加した大会で経験していて、結果はというと全敗だった。彼らの圧倒的なスピードにリアクションできないのと、底無しの体力で責められるとこちらは1分でスタミナ切れとなる。おまけに若い奴は、レスリング経験者が多く何しろパワフルなのですよ。

どっちもどっちだな・・・。ただ、どっちに参加するかによって、練習方法と戦略を変えなければならない。今のところ、私はSeniorで行こうと考えているのです。Adultは、前回135LBS以下で大負けしているので、10LBS上では多分歯が立たない。特に最近私が練習してきている技では、若者を相手するにはちょっと厳しい。大会までのスケジュールを考えると、大きなゲームプランの修正はできないと思っているのです。

だからと言って、AdultよりSeniorの方が簡単かというと、そうでもなく、その体重差は相当ヤバイ。でも、今やってるゲームプランを変える必要はないので、このまま行きたい。あと、体重や力は負けるが、スピードと体力は私の方が上のはず。あと、テクニックも自分の方が上だと思っている。

そういう意味では、Adultみたいに全局面で負けているクラスより、優っているものがあるSeniorで行く方が良いのだ、というのが私の結論なのです。

いやー、でも相当サイズが違うので、大会当日は目立つだろうな〜。うん?よく考えると、目立つのは私には良いことなのかもしれない。小さい私に負けるのは、彼らにとって屈辱的。なので、彼らの方がプレッシャーを感じるはず。私は負けて当然と周囲は思っているので(私は負ける気しないけどね)、こっちの気持ちは楽である。

うん、これはいい作戦だ。なんか自分の性格の悪さが出てきたぞ。

よし、これで行こう。