久ブロ

自分の興味や、思い出したことを書いています。

鯛茶漬け

長崎や新潟の郷土料理として知られる鯛茶漬け。基本的に丼ものや汁物は嫌いではない。ただ、マイ・汁物トップリストに鯛茶漬けが君臨することはないのです。メニューで鯛茶漬けを見つけたら、「絶対頼まなきゃ」みたいにはならない。

鯛茶漬け、好きな人はとっても好きな印象がある。しかし、私にとっては、何ともパンチ力がないフード。なので、滅多なことでは鯛茶漬けは頼まないのです。

そんな私にとって、特別扱いをしてしまう鯛茶漬けが存在します。

それが、あさみの鯛茶漬け。ここは、クライアントさんに連れて行ってもらってから、大ファンとなりました。でも、私が行くのはお昼のみです。夜は懐石で、行く勇気はない。

ここはすべて予約制となっていて、事前に頼むものをオーダーしておく必要があります。なので、席につくと、すぐに食べれるシステムなのです

www.ginza-asami.co.jp

 

日本に一時帰国する際、私が絶対に食べるものがある。たとえば、崎陽軒のシウマイ弁当とか。1日1食しか食べないので、シウマイ弁当の時は別の物も買うのです。ま、それはいいとして、あさみのランチも私にとっては絶対リストの一つなのです。そして、私がいつも頼むメニューは、鯛茶漬け付き弁当(4000円)。

個人的には、この値段は安すぎると思っています。確かにランチで4000円とは贅沢なのかもしれません。でもですね。たとえば、ニューヨークで日本食のお弁当買って、1本ドリンクをつけると$20以上は行く可能性があります。おまけに、私には量が足りません。味もいまいちだし。それに比べれば、あさみの弁当は量的には十分。味は・・・、これはもう、日本でしか食べられないもの。

 

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こちらがお弁当。なすの田楽、鴨がとても美味しい。

 

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そして、こちらがメインの鯛茶漬け!

見ていただけると分かるのですが、鯛は胡麻和えとなっています(緑のものは、山葵です)。

まずは、お茶漬けにせずゴマと鯛とご飯でいただく。その後、お茶漬けにする流れ。私が必ず悩むのは、ご飯のおかわりをするかどうかです。おかわりをするのであれば、鯛の残り数を気にして食べなければならないのです。

この日は、おかわりはせず、贅沢な一杯を楽しみました!それでも、量的に十分だったのです。これで、4000円は安いと思うのです。日本人で良かったと思えるお食事とお店です。