久ブロ

自分の興味や、思い出したことを書いています。

人気者と言っていいですか?

人生においてモテたことはない私ですが、柔術の道場ではなぜか人気者。スパーで疲れた人や技を練習したい人から、指名が入る。1日にスパーは4、5回やるのですが、すごい時にはスパーをやる前から予約が入ります。おまけにやる相手は、茶帯がメインで次に紫帯、たまに黒帯や同じ青帯で白帯とはほとんどやりません。小さい年寄り相手に「弱い者いじめ」と思う人もいるかと思いますが、これがちょっと違うんですね〜。

柔術の技は、テクニックとタイミングの2つの要素があります。どちらかと言うとタイミングの方が重要です。テクニックが100点でも、タイミングが悪いと技はかかりません。逆にテクニックが70点でもタイミングが良いと技は決まります。技のテクニックは打ち込みで精度を上げれますが、技のタイミングは実戦で磨くしかありません。このタイミングの練習に良い方法が、まさにスパーでの「弱い者いじめ」なわけです。

じゃ、小さくて年寄りな私はどうやって強くなればいいんだって話なのですが・・・。ま、強くなくても楽しければ良い。弱いから考える。色々考えることが楽しい。Youtubeで研究して試してまた研究してってそんな習慣にできる趣味があることが嬉しい。若い頃に柔術をやっていたら負けることが許せなかったと思う。ふふ、大人の余裕ですな。

ここで、ネタばれ。格上の人たちは確かに私相手に弱い者いじめ練習をしているのですが、実は彼らは私を守ってくれていたりもします。彼らが私の相手をしない場合、スパーの相手は青帯や白帯になります。青や白は結構若い人たちが多く、当然私のような爺に負けるわけにはいかない。ただ、テクニックは同等レベル。そうなると、最後は力任せになってしまい、大抵は私が怪我をすると言うパターン。この怪我から守られていると言うのが重要なポイント。もちろん、先輩からの指導は勉強にもなっています!

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