久ブロ

自分の興味や、思い出したことを書いています。

またまた、参加してきた

最近、柔術ネタばかりですね。

でも、今週は忙しくて柔術の練習があまりできていないのです。再度テンション上げるために、今週もワークショップに行ってきましたよ!

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Leandro Lo先生です!!

Lo先生のワークショップでは、何か、新感覚というか今までとは違うテクニックをたくさん教えていただきました。見た目は結構派手な技なので、Lo先生のような運動神経の化け物みたいな人だからできるのでは??と感じていたのですが、これが実際練習してみると細かい要素というか「なぜそう動くのか」という概念がかなり存在しているのです。

動く順番が確定していて、その順番を間違うと「あ、全然違うな〜」ということになる。それくらい、理屈がしっかりした技が多かったです。

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ガード(下)では、デラヒーバとスパイダーガードからの、Xスイープが凄かった。はじめ、このテクニックを見たときは隙が多いように感じたのですが、実際やってみると思った以上に相手をコントロールできる技となっている。最後のXスイープまで行ったら、ひっくり返すのは簡単。相手も、相当なアスリートじゃない限りこのスイープを回避するのは難しい気がします。

Lo先生は、デラヒーバのフックをかけるのが嫌いだそうで。フックをかけずに、自分の膝で相手の膝を内側に押しこむ形の方が、よりコントロールできるという。そして、この技のひとつめのポイントは、最初スパイダーの足を伸ばさずしっかりコントロールすることだそうです。そしてスパイダーの足を伸ばし相手をオフバランスにする瞬間、デラヒーバの足を内側にずらし、床に足をつけ軽くブリッジする形でスパイダーの足に勢いをつけるのです!!これが私には新感覚なポイント2つ目。

そこから、床につけたデラヒーバの左足を更に外から内に回してシングルXの形を作ります。相手の足を自分の足(シングルX)でトラップし、更に相手の足を持っている左手を上から抱えている姿勢から下から担ぎ上げる姿勢にスイッチ。うーん、細かいですね〜。これで、相手の体は完璧にステレッチアウトしますので、何しろ相手の体重を感じない形となります。これが3つ目のポイント。

最後スイープ手前の4つ目のポイントは、シングXした左足(相手のヒップをコントロールしている)を、またまた内側に戻して行きます。そして、足指の後ろを押すように相手のヒップを蹴りながら立ち上がって行くことでXスイープの完成です。

ね、細かいでしょw。柔術やってない人には「は?何言ってんだか?」というお話。あ、ちなみに、シングルXでトラップしている相手の足が内側に逃げる感覚がある場合は、左手で相手の膝を抱え込むの良いそうです。ま、これはXガードからXスイープと同じ要領ですね。

 

Lo先生といえば、パスもすごい。ニーカットパスを主に教わったのですが、これも新感覚なのですよ。私はあまりニーカットパスって狙わないのですが、私の今までの感覚はジワーッと来る??のが、ニーカットパス。やられるのは好きじゃないけど、一方通行なパスなので相手によっては対策がしやすいという感覚がありました。でも、Lo先生のニーカットパスは、「ためてからの爆発」という感覚w。ジワーッではなく、発射用意+ドカーンという感じです。実際、このドカーンの時、パスする人のお腹や胸がガードしている人間の顔に飛び込んでくる。練習中、皆顔ぶつけられて痛がってたし。後、すいません・・・、かなり急所が痛い。

気になる方は、こちらを見てください。

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いや〜、勉強になりました。テンションも上がったし。

本当にいい経験です。

結果報告です

本日、試合をやってきました!

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試合会場はこんな感じ。

ホッケーリンクのある体育館でした。

 

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結果は、何とか金メダル取ることができました!

残念ながら、レプリ先生から教わった技は決まりませんでしたが、相変わらず安定のディープハーフでポイントを取った感じです。

正直、今までの大会でもっとも疲れました。両腕の感覚がなくなり、最後の試合はギリギリでした。

選手登録する際、係の若い子たちから5階級上げるのはクレイジーだ。「Be Smart」になれと言われたのですが、そのまま無視してエントリー。ごめん、頑固オヤジでw。そして、まさかの勝利に、会場にいた多くの人からハイタッチをしていただきました。係の子たちも応援してくれていました。とても嬉しい。でも、2階級以上の重い相手とはもうやりません。それくらいしんどかったです。練習と試合は、スタミナ(筋肉?)の消費がここまで違うものなのかと思い知りました。

 

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バテバテでしたが、とてもいい経験でした。メダルがちょっとダサいけど、久々の金メダルなので大切にします。

試合は終わりましたが、練習は今まで通りやっていきます!

明日試合なのです

ペンシルベニアの田舎にやって来ました。それも、柔術のためにw。

目的地まではニューヨークから車で2時間半、電車だと4時間かかるらしく、雨だったので久々にシバ(私の愛車JEEPのあだ名)を発動させることに決定。

なかな紅葉が綺麗なドライブでした。

ホテルに到着。朝から何も食べていないので腹ペコです。

私は車を運転するのがあまり好きではないので、2時間以上のドライブで疲れきっている。田舎なのでレストランとかはあまり期待できないし、ホテルで食べるのだろうな、と思って窓を開けると、何と目の前にWHOLE FOODSがあるではないか!

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WHOLE FOODSなら間違いはないだろう。いろいろ買えるしね。

 

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中は、こんな感じ。広いな〜。ワクワクする。

ちなみに、私はデパ地下が大好きである。デパ地下に行った時のワクワク感と言ったらない。デパ地下は見ていて飽きないよね。個人的には、あまりスイーツ系は見ないのだけど、弁当や惣菜セクションにはたむろしている。

多分、人それぞれにアンテナがあって、「ちらし寿司」を見ると買わずにはいられないとか、「肉まん」には弱いとかがあるに違いない。ちなみに、私のアンテナは赤飯です。赤飯を見ると、財布を握る癖がある。そういった誘惑をかわしつつ、どれだけ多くのお店を何周見ることができるかが、デパ地下の醍醐味。

残念ながら、WHOLE FOODSには、日本のデパ地下にあるような興奮や誘惑はないが、何しろ広い。とても開放的な空間。あまりに広くて、何がどこにあるのかと探す気がなくなるw。

夜ご飯には、デリ・セクションで、無難に鶏肉やサラダを買いました。感想としては、ニューヨークのWHOLE FOODSの方が美味しいかな〜。

・・・と、ほのぼの話している暇はないのです。そういえば、明日試合でした。試合は、午後1時からということですが、ま、遅れるので2時くらいからのスタートかな。私は、仕事のセミナーとかの前は結構緊張するのですが、なぜか柔術はそこまでドキドキすることはない。私の柔術フレンドなどは、試合のことを考えては「怖い、怖い」「負けたらどうしよう」とか言っている。

ま〜、やったことない相手だかね。勝ち負けは分からない。自分の練習してきたゲームに持って行くことができれば普通に勝つでしょ。もし、自分のゲームに持っていったのに負けたのであれば、それは相手が格上ということ。当然、相手のゲームになれば、勝つのはしんどくなる。

私は、この数週間、85キロの人たちとあらゆるシチュエーションの練習をしてきました。わざと不利なポジションからスタートしたりとかね。その練習の中で、かなりボコボコにされてきているので、ある意味負けることの恐怖心がないのかもしれませんw。あ、だからと言って負ける、と言ってるわけではないですよ。

明日は怪我しないように、頑張ってきます!

成功する・しないは関係なく、Lepri先生から教わった技をやってきます!

あと1週間となりました

来週、久しぶりの柔術の大会となります。2年ぶり?1年半ぶり?になるのかな。前回は、自分の年齢半分以下の若者達とやってボロボロにされました。

今回は、私より2〜7歳下となりますが同じ40代(やっぱり最年長な私)。体重は相手の平均が83キロくらいで、私は58キロとかなり差はあるのですが、この数週間体重差の対策をしてきているので何とかしてなるでしょう、と楽観的。仲間達からは無謀だな〜と言われていますが、20代の若者と戦うよりは勝てるチャンスはあると思っています。柔術は、本来、「小さい人が大きい人を倒す」をコンセプトにしているので、実践できるか一回試してみたいw。わざわざペンシルベニア州の田舎にまで行って戦うので、とにかく練習の成果を出してきたいと思っています。

で、何を練習しているかというと、シットアップガードでいうやつで、相手の1本の足に座る形で絡みついてから、相手をスイープ(ひっくり返す)するという作戦なのです。

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まぁ、上のビデオみたいな技を使おうと練習をしていたのです。そして、このシットアップガードで有名なのが、Lucas Lepri先生で、私の大好きな選手でもあります。

そんな感じでLepri先生のビデオを見まくっていたところ、何と車で1時間くらいの道場でLepri先生がワークショップやることを発見(Lepri先生のインスタをフォローしている)!!そりゃ行くでしょ、ということで参加してきましたよ!

50人くらいの参加者がいましたが、直接Lepri先生にシットアップガードを習えるなんて最高なのです。おまけに試合の前に、これができるとはラッキーなのか運命なのか・・・。

本当に、アメリカにいる日本人の方には是非柔術をやってもらいたいと感じる理由がこれ。柔術のレジェンドや現役で活躍する選手の多くがアメリカで道場をやっていたりするので、そういった選手から直接教わることができるのです。Lepri先生からシットアップガードを習えるって、マイケル・ジョーダンにシュートのコツを直接教えてもらったくらいのインパクトがあるのですよ。

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Lepri先生にお会いする前に、気合を入れて坊主を整えてますw。

ワークショップを主催してくれた道場は、生徒さんもフレンドリーで、皆かなり技術の高い人たちでした。何と、11月20日にはLeandoro Lo選手が来るの!?これも参加しようかな。

さぁ、来週に向けて頑張るぞ。

柔術の大会に出ようかと思う

11月13日にフィラデルフィアで開催される柔術の大会に参加しようかと考えているのです。本当は、Las VegasであるIBJJFのWorld Masterに行きたかったのですが、既に受付が終了(新型コロナにより人数制限がされている)していてWaiting Listのみの登録となっている。

さすがに、飛行機のチケットを買って大会に出られないのは悲しい。ギャンブル好きじゃないので、カジノ目当てのみでLas Vegasは行けないな〜。あ、でもIn & Out Burgerは食べたいな。

柔術の大会は1年半ぶり?くらいなので、怪我すると大変だし近場にしよう。ということフィラデルフィアで行われるGrappling Industriesという大会に出場しようと思う。

grapplingindustries.smoothcomp.com

IBJJFは勝ち抜きトーナメント制ですが、Grappling Industriesは総当たり戦です。なので、負けても相手がいれば試合がたくさんできるというのが、この大会の魅力。おまけに参加費用もIBJJFより安いしね。確か相手が1人しかいない場合も、3試合で先に2勝した方が優勝だったような・・。何しろ、1人最低2回は戦いましょう!という感じの大会なので、練習としては最適なのだ。

しかし、ここにひとつ問題がある。私と同じディビジョン(年齢と体重)に対戦相手が居ないのです。まー、アメリカでは、まず60キロ以下の相手が少ない。おまけに、40歳以上だとほとんど居ない。なので、体重を合わせて若い相手と戦うか、または年齢を合わせて重い相手と戦うしかない。

それで、今出場できそうなディビジョンの候補なのですが、まず145LBS(約66キロ)以下でAdult(30歳以下)のディビジョン。もうひとつは、185LBS(約84キロ)以下でSenior(40歳以上)のディビジョンだ。どちらも対戦相手は3人いる。今後相手が更に増える可能性は十分ある。

私の体重が現在は(日本で太って)60キロジャストなのですが、多分大会前にトレーニング量を増やすので、57〜58キロくらいに戻ることになると思う。Grappling Industriesは、体重オーバーでも3LBS以内であればセーフだったような。そうなると、Seniorディビジョオンは、25キロ以上の差の相手と戦うことになる。これは、正直相当キツイ。

Adultディビジョンの方は、体重の差は10キロ以下なのだが、20代の若者との試合となる。これは、前回青帯になってすぐ参加した大会で経験していて、結果はというと全敗だった。彼らの圧倒的なスピードにリアクションできないのと、底無しの体力で責められるとこちらは1分でスタミナ切れとなる。おまけに若い奴は、レスリング経験者が多く何しろパワフルなのですよ。

どっちもどっちだな・・・。ただ、どっちに参加するかによって、練習方法と戦略を変えなければならない。今のところ、私はSeniorで行こうと考えているのです。Adultは、前回135LBS以下で大負けしているので、10LBS上では多分歯が立たない。特に最近私が練習してきている技では、若者を相手するにはちょっと厳しい。大会までのスケジュールを考えると、大きなゲームプランの修正はできないと思っているのです。

だからと言って、AdultよりSeniorの方が簡単かというと、そうでもなく、その体重差は相当ヤバイ。でも、今やってるゲームプランを変える必要はないので、このまま行きたい。あと、体重や力は負けるが、スピードと体力は私の方が上のはず。あと、テクニックも自分の方が上だと思っている。

そういう意味では、Adultみたいに全局面で負けているクラスより、優っているものがあるSeniorで行く方が良いのだ、というのが私の結論なのです。

いやー、でも相当サイズが違うので、大会当日は目立つだろうな〜。うん?よく考えると、目立つのは私には良いことなのかもしれない。小さい私に負けるのは、彼らにとって屈辱的。なので、彼らの方がプレッシャーを感じるはず。私は負けて当然と周囲は思っているので(私は負ける気しないけどね)、こっちの気持ちは楽である。

うん、これはいい作戦だ。なんか自分の性格の悪さが出てきたぞ。

よし、これで行こう。

男は黙って◯◯ビール

男は黙ってSapporoビール!っというのが、以前お話ししたペヤング大好きな私のお爺ちゃんの唯一のギャグでした。お爺ちゃんは下戸だったので、Sapporoビールを飲んだことがないはず。ですが、これを思い出すと言ってくる。「え、そのタイミングで?」と思うときに言ってくる。ただ言いたいだけなのである。

そんなお爺ちゃんの遺伝子なのか、私も下戸でした。実は、私の家族は父、母、妹含め、全員お酒がダメなのです。まったく飲めないのです。それが、親切な?数名のクライアントさんに鍛えられていくうちに、突然35歳に私が覚醒してしまいお酒が飲めるようになります。

最初は、コップに注がれても、ぺろっと舐めるだけでした。それでもきつく、3回目のペロは行けない感じです。

ある時、結構無理やりにお酒を飲まされたことがありました。ま、リッチな先輩でして、フランス料理を御馳走していただいたのですが、毎コースごとにワインを変えて頼むわけですよ!食事とワインを楽しめ〜という感じで、コースが来る度にコップ1杯は最低飲まされます。私は、ワインの味なんて分からないので、もうキツイだけ。ワインのせいで、食事も全然おいしくないわけですよ。それでメインのお肉料理が来まして、赤ワインを飲まされた時、何か気分が急に悪くなってしまい席を立ちました。歩いている最中、何と説明すればいいのだろうか・・、目の前がパチパチとなって視界がいきなりなくなります。「あ、やばい、これが酔いというやつなのか(と意外に冷静に判断)」と思ったのですが、さすがに目が見えないので、こう手で何かつかまなきゃと思ったわけですね。そうしたら、違うテーブルの人たちの食事に手を突っ込んでしまったのです・・・。

タイミングよく視界が戻って、見てみたら周り唖然。そりゃそうだ。これ、アメリカだったのですが、そのテーブルの方達(老人夫婦の2カップル)とても優しくて、ここ座りなさいと一人の男性が立ってくれて、その方の奥様は水をオーダーしてくれて介抱されます。「あんな感じでワインは飲むものじゃないよ」と、もう一人の男性から言われます。あちゃー、やっぱ目立ってたんだなと。本当に反省です。でも、優しい人達でよかった。手を突っ込んだお皿も、食べ終わったものだったそうです(本当にそうだったのかは、覚えてません。。)。

そんなお酒がまったくダメな私が、あるお酒に会って覚醒します。って言っても未だにお酒は量飲めないですけどね。それが、ハイボールです。あれは、美味しいと思えるお酒です。基本的に、ウィスキーは好きみたいです。

逆にダメなのが、にごり酒、赤ワイン(フランス料理のトラウマ)。日本酒は飲めないことはないですが、得意とは言えないという感じ。甘いお酒、サワー系はあまり味が好きじゃない。

それと、最後に今日の題材となっているビールなのですが、これまた飲めるといえば飲めるのですが、美味しいとは思えなかった。それが、この間日本に帰った時にですよ、あるビールを飲んだら、無茶苦茶美味しかった

www.kirinholdings.com

本麒麟というビールです。タモリさんの宣伝見て、飲みたくなって買ってしまいました。アメリカのビールでも、本麒麟に似たような味のビールあんのかな〜。探してみたい気もするけど、探さないだろうな(笑。

日本に帰ったときにの楽しみということで、私は黙って本麒麟を飲むというのでいいや。

適正体重

日本に帰ると、確実に太る。それも、3〜5キロは太る。いやー、健康的だ、などと言っている場合ではないのです。でも、日本のご飯は美味しいから仕方ない。

アメリカでは58キロくらいをキープしていますが、日本に帰ると60〜62キロくらいになってしまう。この3、4キロは大きくて、私は太るとまず顔と脇腹に肉がつくので結構分かりやすいw。

日本から戻ってすぐに、事務所の新しいウェブサイト用の写真を撮った。自慢ではないが、私は小さい頃から首が太くて短い。そして、60キロ以上になってネクタイをすると首がなくなるのです。ネクタイあり・なしの「感じ」が、とっても変わる。変わりすぎて、自分でも笑ってしまうくらい。

写真撮影は案の定、首がなかった。何かね、とっても(漫画の)「おぼっちゃまくん」みたいで、違いはメガネしていることくらいでした。あ、そう言えば、昔(坊主になる前)は、おぼっちゃまんくんの作者である小林よしのりに似ていると言われたことがあったな・・・。

ま、いいのです。写真が良すぎて、実際に会ったりWeb会議した時に、「あれ?こんな感じだったけ?」と言われるより、写真で笑われて、「あれ?思ったよりも普通やん」の方が良いに決まってる。写真で笑われ、実際に会って「期待通り!」とまた笑われても、それはそれでネタになるのさ。と言うことで、何枚か撮った写真の中で一番面白いのを選んできた。

それと、太ることは悪いことばかりではない。たとえば、柔術。確実に60〜62キロの方が調子が良い。あ、決して強くなっているわけではないのですが、なんと言うか負け方がマシなのです。58キロの時よりも、なぜか体が動く感じがする。もしかすると、ぽっちゃりしている方が、体としては強いのかもしれない。

ちなみに、私が日本で太る理由、それはフルーツです!!多分、そうなんだと思います。だって、私は1日1食なので食べてる量は変わらない。日本だと外食が多くなりますが、1人で馬鹿みたいに食べるわけにはいかないので、外食の方が食べる量は減ります。そんな中、日本とアメリカの生活で唯一異なるのが、フルーツを食べること。私はアメリカではほとんどフルーツを食べません。美味しくないのでね。逆に、日本では食べまくります。1日1食とか言ってるけど、フルーツの量考えると、2、3食なのかもしれないと言うほどの量を食べてしまう。ちなみに、もっとも好きなフルーツは柿。

フルーツの食べ過ぎには気をつけましょう。いいな〜、日本は柿の季節か。

踊るブリーフマン

ニューヨークの地下鉄はスリリングである。トラブルに巻き込まれることもある。変なシーンに出会すこともある。今日はそんなお話しです。

オフィスから家に戻る地下鉄、混まない時間帯を選んで帰る。この日は柔術の朝練をしていたので荷物が多い。なので、できれば座って帰りたいのです。

電車が来ましたよ。「お、ラッキー」という感じで、車内は混んでいない。しかしニューヨークの地下鉄は、混んでいない時は気をつけなければならない時があるのです。詳しい理由は書きませんが、「匂い」の問題があったりするのです。要するに混んでいないのではなく、その車両を皆が避けているだけということ。

慎重に、そしてあまり大きな呼吸をしない様に電車に乗ります。大丈夫そうだ・・。席もかなり空いている。「よかった」ということで、3人がけのドアの前の席に座る。隣にはお婆ちゃんが座っていて、数独をしています。うーん、ニコリの数独でないのは残念だが、一生懸命解いているのが良い。

そんな感じで静かに座っているのも束の間。次の駅で、1人の男性が乗車してくるのです。ビジネスアワーを避けると座れる可能性はあるのですが、その代わりに、ビジネスアワーでは会えない様な人に地下鉄で出会すことになります。この男性、年齢は20代後半(多分)。持ち物は携帯のみ。そして、男性が左手にもつ携帯からは、イヤホンなしで最大ボリュームの音楽が流れてくる。その音楽にのって、右手と首で上下にビートを刻み、好きな歌詞が流れれば、そこの部分だけ吐き捨てるかの様に歌う。

あ〜、ドアの前の席に座ったのは失敗だったわ。この男性、私とお婆ちゃんの前で、ガンガンに音楽を響かせて、ノリノリなのです。誰も聞きたくないのだが、聞かなければならない状況です。お婆ちゃんはすっかり集中力がきれてしまい、数独のマスに数字が埋まらないのでイライラしています。

こんな時、「君、迷惑だろ。静かにしたまえ」とは、ニューヨークで注意しないのが一般常識。言ったらかなりの確率で喧嘩になります。ナイフや鉄砲を持っている可能性もある。それ以上に、言っても相手が聞かないのが明白です。もっというと、イヤホン持っていないから、修正のしようがない。なので、できるだけ見ないようにして、我慢するしかないのです。私は音楽は聴かず、聴いているふりをして、携帯にイヤホンをさし耳栓がわりしていた。

ま、こういう人は周りの人のことは気にしていないよねー。という感じでビートを刻んでいます。それもドアの付近にいるので、いつまでも私とお婆ちゃんの目の前に。坊主頭でスーツ姿のアジア人と数独お婆ちゃんの前でですよ。「おい、君。その音楽、聴かせる相手間違っていないかい?」と本気でツッコミたい。

・・・と考えていた次の瞬間、この男性のジーパンが足元まで下がったのです!ノリノリ過ぎたので、大きめのスボンが、ストンっという感じで。

ファッションなのか知らんが、ジーパンの「尻はき?」というものがありますよね。わざとパンツをチラ見せする、あれです。こんなファッションをする人が通常着用するのは、カラフルなトランクスやボクサータイプのパンツ。しかし、この男性は真っ白のブリーフパンツだったのです。明らかにファッションではないでしょ。単にサイズが合わないズボンが、音楽にノリすぎて下がっただけでしょ。

こんな時、人間は実に楽しいリアクションをするものです。ズボンが下がるなど、誰も予測していない。できるだけ目線を向けない様にしていたはずなのに、その瞬間を見ていた自分が存在します。通常、こんなシーンを見せられて発生する言葉は、「あっ!」だと思います。英語なら「OOps!やOh 」です。この「あっ」には、大丈夫?という優しい気持ちが込められています。それと、彼がトランクスを着ていたら、多分、クスクスと笑って和むところなのです。

しかし、問題は、彼の下着が「ブリーフ」だったこと。おまけに白いブリーフであったこと。これはとっても微妙なんですね〜。詳しくは説明したくないのですが、予測できない事態であるからして、当然無駄毛処理もない。白いブリーフはマジマジと見ると、どことなく汚い部分もありそうで見たくもない。

なんかパンツを差別するのはよくないのですが、トランクスと違って和む気には一切なれないのですよ。はじめは耳障り、で、今度は目障りかい!という感じになってしまった。それは隣のお婆ちゃんも一緒。ズボンが下がった瞬間、私たちが発した言葉は、「は?」と「Waht the ....」だったのです。この言葉には、「あっ」と違って、何してくれてるわけ?という気持ちがかなりの量込められています。

そんな我々のリアクションにはまったく反応せず、この男性、パンツを上げる時もノリノリなのです。歌詞を口ずさみ、首を「ノー、ノー」と言うかのように左右に振りながら、目線は細く口を尖らせながらゆっくりズボンを上げていく。

はい、もういいよ。そこまでして聴きたいなら、ガンガンに聴いてくれ。その後、ビートを刻んでいた右手でちゃんとジーパンを抑えていたのには、笑えた。

ありがとうございました。

先日のWebinarは、80人以上の方に登録いただきました。本当に感謝です。

朝早いのに日本から参加してくれている方たちもたくさんいて、本当に感謝です。

二人の講師の方は人柄もよく、一緒にWebinarの企画や準備するのがとても楽しかった。実は、今回のWebinarは自分で企画・集客するのははじめて。5月から準備していたので結構時間をかけたな・・と。なので、無事に終了して正直ほっとしています。また、面白いトピックを見つけて企画したいと思っています。

今興味があるものとしては、たとえば「米国ビジネスをする日本人経営者向けの知的財産権」とかですかね。法務部や知財部向けの内容ではなく、日本人リーダーが知っておきたい知財戦略や米国におけるリスクについてWebinarしてみたい。特許、商標など権利によってパネリストを数人集めたいと考えています。

あ、そうそう。今回のWebinar、参加していただいた方からのフィードバックを頂いたのですが、Megumiさんの同時通訳が大好評でした。私が同時通訳に慣れていなくて、Megumiさんの通訳を待ってしまい、全然「同時」になっていなかったのですが(笑。Megumiさん、本当にありがとうございました!

 

リーダーシップのWebinarを開催します

以下の日程で、『渡米する前に日本の企業リーダーが知っておくべきことはなにか』をテーマに、ウェビナーを開催いたします。

 

日程:2021年9月23日(木)

時間:6:00pm (EST:ニューヨーク時間です)

申し込み先:

https://us02web.zoom.us/webinar/register/WN_qANbjtKjQ-qYuudJ0BOjmA

参加費:無料

講師:Join Carol Sampson & Stephanie Prewitt(Foundations Human Resources Consulting)

 

*セミナーは英語で行いますが、同時通訳がつきます。

 

私はリーガルセンスというプログラムを開始・研究しています。その中の一つのテーマとして、アメリカでは特に経営者の「リーガルセンスがある=リーダーシップ力が高い」という風潮があることをあげています。そのことから、今回のウェビナーはとても期待しています。実は今年の3月くらいから講師の2人とは計画を練っていました。

 

ウェビナーに先駆けて、講師のお二人にインタビューをし、その内容をまとめましたので、ぜひご一読ください。このセミナーに対する講師の想いが伝わるかと思います。

 

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1. 講師紹介

 

Carol Sampson氏とStephanie Prewitt氏のお二人は、Foundations Human Resources Consulting社のエグゼクティブディレクター。Sampson氏は以前、トヨタの北米製造事業の人事部長を務めており、Prewitt氏は、トヨタの労働および雇用問題のアシスタントジェネラルカウンセル(弁護士)をされていました。同社はケンタッキー州レキシントンに拠点を置き、全米のクライアントにサービスを提供しています。特に製造業や建設業を中心とし、さまざまな業界に対して雇用・労働に関する多種多様なサービスを展開しています。同社の顧客基盤の大部分は日本企業が占めています。

 

2. 日本企業と仕事をしてきた中での発見と驚き

 

Sampson氏は、トヨタの人​​材育成部門で25年以上勤務したという実績があります。トヨタでのキャリアの開始当初、Sampson氏は、米国におけるトヨタ初の完全所有の製造施設であるTMMKを立ち上げた日本のリーダー達と関わり、その経験は大変貴重なものだったそうです。Sampson氏は地元のHRチームの第一世代のメンバーとして、トヨタ生産システムとトヨタの行動指針であるトヨタウェイの専門家から指導を受けた経験があります。Prewitt氏は20年間、トヨタの法律顧問を務め、組織全体を統括する日本のリーダーらと協力してきました。

 

トヨタの人​​材育成で最もやりがいがあったのは、自分たちが、トヨタの米国ビジネスのあらゆる側面の戦略的パートナーとして携わることができたことでした。一部の組織では、人材は管理上の単なる資源として見なされることがありますが、人材はトヨタ生産方式の成功に不可欠であり、米国におけるトヨタの成功の基盤だったと言えるでしょう。

 

3. Foundations社で展開しているリーダーシップ研修またはその他の研修について

 

Foundations社は、次のようなサービスを通じて企業がHR機能を管理するのを支援するサービスを展開しています。添付のパンフレットをご覧ください。

 

· 異文化トレーニングを含む管理職および従業員のトレーニング

· リーダーシップ研修

· モラルおよびその他のHR評価

· 企業ポリシーおよび各種手続きの開発

· コミュニケーションと変更管理

 

4. 日本とアメリカにおけるリーダーシップの違いについて

 

日本とアメリカの間には文化の違いがたくさんあります。これらの文化の違いはビジネスの習慣に大きな影響を与える可能性があります。たとえば、日本のリーダーシップを持つ米国企業では、その意思決定プロセスが一般的な米国企業とはまったく異なり、そのプロセスの違いは文化の違いに基づいていると言えます。さまざまなビジネス慣行やプロセスには、その背後に「理由があるのだと」いうことをしっかりと理解していないと、組織は苦しむ可能性があります。一方、文化の違いを認識し、それを活用できる組織は、「日本と米国両方の長所」を享受することができるのです。

 

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とてもお人柄のよいお二人で、さすがにずっと日本企業でビジネスをしてきたことがわかります。この機会にぜひ、アメリカと日本の違い、そしてそのギャップを埋めるためのリーダーとしての心得をアメリカ人の講師である彼女たちから学びましょう。

 

ご参加、お待ちしています!

 

この記事に関する質問は、hnaito@mosessinger.comまで、日本語でお気軽にお問い合わせください。なお、本記事は執筆時の情報に基づいており、現在とは異なる場合があることを、予めご了承ください。最新コンテンツやアップデート情報などをいち早くご希望される場合は、ニュースレターへの登録をお願いいたします。